IPA、9月のウイルス・不正アクセスの届出状況を発表独立行政法人 情報処理推進機構(IPA)は6日、2005年9月および第3四半期のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況を発表した。
ウイルスの検出数は約323万個と、8月の約337万個から4.2%の減少となった。また、9月の届出件数は4,723件となり、8月の4,470件から5.7%の増加。 検出数の1位は W32/Netsky で総検出数のおよそ8割にあたる約256万個、8月の約267万個からは4.4%減少した。2位は W32/Mytob 約51万個(8月から11.3%減少)となっており、これら上位2種の検出数がいずれも減少した結果、総検出数も減少している。とはいえ、ボット機能を有するなど新種のウイルスが出現したことで届出件数は増加した。 8月に出現した Windows のセキュリティホールを悪用する W32/Bobax や W32/Zotob および W32/IRCbot、依然として亜種が多数出現している W32/Mytob は、ボットとしての機能も持つ。これらに感染すると、外部からの指令を受けてスパムメールの発信元として利用されたり、特定のサイトへ攻撃するための踏み台にされる可能性がある。攻撃の踏み台として PC 使われると攻撃を行う加害者になってしまう。 IPA では、「他者を攻撃する加害者とならないためにも、ウイルス対策を行うことが重要である」として、ボットについての性状や動作を整理して、概要と対策をまとめた「ボット対策のしおり」を作成した。 9月の不正アクセス届出件数は31件であり、そのうち被害のあった件数は16件だった。不正アクセスに関連した相談件数は30件で、そのうち何らかの被害のあった件数は16件。 被害届出の内訳は、侵入8件、ワーム感染2件、DoS 攻撃 2件、アドレス詐称2件、その他2件。侵入8件のうち、SSH で使用するポートへの攻撃が原因であったものが5件と多数を占めている。また、相談の中には、アダルトサイトを閲覧した後に「振り込め詐欺」のメールを送りつけられた、「ワンクリック詐欺」の事例が8月に引き続き多数見られた。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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