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2005年10月11日 10:00

『Opteron』搭載 HP 製サーバー、『TPC-C』ベンチマークで好記録

著者David Needleオリジナル版を読む海外海外発
AMD (NYSE:AMD) の x86 互換64ビット拡張プロセッサ『Opteron』は、高速性で以前から定評があった。7日付けの新たな『TPC-C』ベンチマーク結果は、その評判をさらに高めるのに役立つかもしれない。

TPC-C ベンチマークは、銀行など実際の業務環境を想定し、単位時間内に処理可能なトランザクション数を比べるもので、システムのパフォーマンスを計測するための重要なテストと見なされている。同ベンチマークは、業界団体 Transaction Processing Performance Council (TPC) が策定した複数のベンチマークの1つだ。

新たな TPC-C ベンチマークの結果では、x86 ベースの4ウェイ (4プロセッサ) および2ウェイ (2プロセッサ) のデータベースサーバーの中で、デュアルコア プロセッサ『Opteron 880』を4基搭載した Hewlett-Packard (HP) の『Proliant DL585』(128GB メモリモデル) と、デュアルコア プロセッサ『Opteron 280』を2基搭載したラックマウントサーバー『Proliant DL385』が、それぞれ最速という結果となった。

DL585 は価格対性能比に関しても、64GB メモリ構成モデルが4ウェイサーバーの中でトップだった。2ウェイ ブレードサーバーでは、同じくデュアルコア Opteron 搭載の『Proliant BL25』が最速という結果となった。

4ウェイサーバーでは、20万TPM (トランザクション/分) の壁が初めて、x86 ベースのサーバーにより打ち破られた。IBM の RISC プロセッサ『POWER5』を4基搭載した『eServer P5 570』は、19万7669TPM というスコアで、DL585 の20万2557TPM にわずかに及ばなかった。より売れ筋の2ウェイ x86 サーバーでも、DL385 が10万TPM の壁を初めて打ち破った。

Microsoft の『SQL Server』担当広報ディレクタ Ilya Bukshteyn 氏は取材に対し、「注目すべきは、パフォーマンスと価格対性能比の動向だ。AMD が x64 分野を先導し、ミッションクリティカルな基幹アプリケーションを標準的ハードウェアで運用するという選択肢を、企業にもたらしている」と述べた。今回のベンチマークで、HP (NYSE:HPQ) のサーバーはテスト用データベースとして Microsoft の『SQL Server 2005』を使用し、好成績を残した。

11日には Intel が、Opteron と直接競合するデュアルコア『Xeon』を発表する予定になっている。

この新プロセッサを搭載したサーバー製品のベンチマーク結果は、近々明らかになるだろうが、今のところ明らかではない。Dell、HP、IBM などのハードウェアメーカーは、Intel のデュアルコア Xeon 発表の一環として、新サーバーの発表を行なう見通しだ。

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