| Webテクノロジー | 2005年10月17日 10:00 |
|
Google の IM クライアントに相互運用性の可能性 著者: Sean Michael Kerner オリジナル版を読む ▼2005年10月17日 10:00 付の記事 ■海外internet.com発の記事 検索大手の Google が、IT 業界で最高の人材を精力的に求めているとしても驚くにはあたらない。これは、同社がベータテスト中のインスタントメッセージ (IM) ビジネスについても、同じことが言える。 このたび Google が、オープンソース IM クライアント『Gaim』開発の中心人物 Sean Egan 氏を雇い入れていたことが明らかになった。Gaim はオープンソースプロジェクトの中で、最も人気のあるプロジェクトの1つで、Egan 氏は Google でも IM 開発に携わっている。 この件は、Egan 氏が12日に Gaim の Web サイトで公表した。それによると、同氏は1か月半ほど前からシアトルにある Google のオフィスで、IM サービス『Google Talk』の開発チームに参加しているという。 「現在のところ、私は Google Talk の音声機能を他のクライアントからもできるだけ利用しやすくする作業を行なっている」と Egan 氏は述べた。 Gaim は、複数のプロトコルに対応したマルチプラットフォームの IM クライアントで、『MSN Messenger』『AIM』『ICQ』『Yahoo! Messenger』『IRC』『Jabber』『Gadu-Gadu』『Zephyr』などの IM ネットワークにアクセスでき、Linux 版をはじめ『Mac OS X』および『Windows』版がある。 Microsoft と Yahoo! は IM ネットワークの相互接続に向けて開発を進めている最中だが、Gaim はすでに、複数の IM ネットワーク アカウントを単一のクライアントで管理する手段を提供している。 調査会社 Radicati Group のアナリスト Matthew Anderson 氏は、Google が Gaim 開発の中心人物を雇ったことについて、相互運用性という観点から大きな意味を持つとの見解を示した。 相互運用性で最も気になる点は、Google が Egan 氏という人材を活かし、Google Talk クライアントとして MSN/AOL/Yahoo!/Jabber の各 IM ネットワークに接続可能な自社ブランドの Gaim クライアントを製作するのかという点だ。これが実現するとなれば、Google はこの分野で大きな競争力を持ち得る。 Anderson 氏は、次のように述べている。「もし Google が、Gaim のような自社ブランドの IM クライアントを活用すれば、間違いなく市場に食い込める。(Google Talk が相互運用性を備えていない) 現状では、Google にとってまだ壁があるという印象だ。ほかの三大 IM ネットワークがまだ相互接続していないのに、新たな IM ネットワークを利用したがるユーザーがいるだろうか」 現在 Google がベータテスト中の Google Talk クライアントは、Jabber プロトコルに基づいているが、Google 以外の Jabber サーバーには接続できない。Gaim の技術を利用した Google Talk クライアントが現実になれば、ほかの Jabber サーバーとの相互運用性以上のものを実現できるだろう。 |
| トップページ | 画面トップ |
|