Alfresco、オープンソース ECM 製品の最終候補版を公開Alfresco Software は24日、オープンソースのエンタープライズコンテンツ管理 (ECM) アプリケーション『Alfresco』の最終候補版 (RC2) を公開した。
Alfresco は、商業ベースの ECM ベンダー Documentum の共同創立者 John Newton 氏と、Business Object の前 COO (最高業務責任者) John Powell 氏のアイデアから生まれた。6月に同ソフトウェアの技術評価版を公開したところ、最初の2か月で2万5000件以上ものダウンロードがあり、両氏は正式版公開に向けて準備を進めてきた。 Alfresco は ECM を前提として構成されており、構造化データと非構造化データをネットワーク上で照合することができる。クライアント/サーバーモデルではなく、Web サービスやサービス指向アーキテクチャにおける Java 技術を用いているのが特長だ。 Alfresco 開発チームの望みは、自社の IT スタッフだけでは必要なソフトウェアサポートが得られない企業に、エンタープライズ レベルのサービスと、オープンソース ECM によるコストメリットを共に提供することだ。 Alfresco Software の最高マーケティング責任者 Ian Howells 氏は、次のように語った。「真の ECM を行っている者はまだいない。Web コンテンツ管理製品ならいくらでも存在するが、オープンソースで ECM の名に値する製品を手がける ECM ベンダーはまだ存在しない。これは大きなチャンスだ。市場規模は25億ドルで、うち半分はサービスを通じて行なわれている」 最終候補版を公開し、正式版登場間近となった今、Alfresco Software は既存の商業ベース ECM ベンダーと、市場を巡って争うことになる。Newton 氏を筆頭に、Alfresco Software のスタッフの多くがかつて所属していた Documentum を、2003年に買収した EMC (NYSE:EMC) や、Interwoven (NASDAQ:IWOV)、Vignette、FileNet (NASDAQ:FILE)、さらには Microsoft (NASDAQ:MSFT) や Oracle (NASDAQ:ORCL) といった強力な競合相手が待っている。 同社が最初に打った手は、志を同じくする企業と提携することだ。今回、Alfresco Software は JBoss と手を組んだ。両社はともに GNU LGPL (一般公衆利用許諾契約に比べやや緩やかなオープンソースライセンス規定) に基づいてソフトウェアを配布し、該当ソフトウェアに関連する有料サービスを通じて売上を得る。 Alfresco は、『JBoss Portal』『JBoss Apllication Server』『Hibernate』『JBoss Cache』など、多くの JBoss 製品と連携可能だ。 Alfresco Software は、ユーザー1人当たり月額4.99ドルの『Developer Network』、ユーザー1人当たり月額9.99ドルの『Professional Network』、そして月額625ドルでユーザー数制限のない『Enterprise Network』という3種類のサービスを提供する。 関連記事 最新トップニュース
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