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IBM のスーパーコンピュータ『Blue Gene/L』が最速記録を更新最速スーパーコンピュータ『Blue Gene/L』がその速さに磨きをかけている。
米エネルギー省 (DOE) の国家核安全保障管理局 (NNSA) は27日、同局が運用する IBM 製のスーパーコンピュータ『ASC Purple』と Blue Gene/L を正式に披露した。NNSA は発表の中で、Blue Gene/L が『Linpack』ベンチマークで280.6テラフロップスを達成したことを明らかにした。Linpack ベンチマークは、スーパーコンピュータの性能計測テストの標準手法となっている。 この結果は、前回『Top500 Supercomputer』の集計で記録した136.8テラフロップスに比べて、2倍以上速い数字だ。 NNSA は、ローレンス リバモア国立研究所のテラスケール シミュレーション施設 (TSF) で、Blue Gene/L ともう1つのスーパーコンピュータ『ASC Purple』を使い、米国の備蓄核ミサイルの安全性をテストしている。シミュレーション試験の最大のメリットは、地下核実験を行なわずに済むことにある。 一方の ASC Purple も決して性能的に劣る訳ではなく、100テラフロップスで核兵器性能の3D シミュレーションを行なっている。ASC Purple は、IBM のプロセッサ『Power5』を搭載した多数のサーバーで構成されている。両システムは、DOE が IBM と結んだ2億ドルの契約の一部だ。 ASC Purple と Blue Gene/L を一緒に使えば、ピーク性能は0.5ペタフロップスとなり、1秒間に浮動小数点演算を500兆回実行できる。 これはどのくらいの速さなのだろうか? IBM は声明で、世界中の人々が手作業で計算するとしたら、Blue Gene が1秒間にこなす計算量と同等の演算をこなすには、何十年もかかると説明した。 NNSA 局長の Linton F. Brooks 氏は、27日にリバモア研究所で催したイベントで、「これらのスーパーコンピュータの比類のない計算能力は、急を要する問題を解決するため、かつてないほど重要になっている。問題とは、わが国の老朽化が進む備蓄核兵器を、実試験せずに維持管理することに関連するものだ」と述べた。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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