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テクノロジー2005年11月4日 13:00
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元気が目立つ『BSD UNIX』系のオープンソース OS たち

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著者:Sean Michael Kerner
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最近、UNIX 系のオープンソース OS といえば、右を向いても左を向いても Linux の話ばかりという印象が強い。そもそも UNIX には、2つの系譜がある。それは AT&T がオリジナルの UNIX を製品化した『System V』系列と、カリフォルニア大学バークリー校が開発を進めた『BSD』系列だ。

本来 Linux は、UNIX と直接的な関係を持たないため、この2つの系譜に括るのは難しいが、いくつかの特徴から考えて、あえて言うなら System V 系と見ることができる。確かに現在 Linux はこの世の春を謳歌しているのだが、もう1つの重要な系譜である BSD 系のオープンソース OS たちも、盛んな開発が続いており、新版リリースなど活発な動きを見せている。

まず、OpenBSD プロジェクトは今月1日、最新版の『OpenBSD 3.8』をリリースした。新版ではハードウェア サポートを強化している。たとえば、ウィンドウシステム『X.org』用の『Intel i810』チップセット内蔵ビデオコントローラ対応ドライバなどだ。OpenBSD プロジェクトが支援するセキュリティコンポーネント実装プロジェクト OpenSSH も、9月1日に最新版の『OpenSSH 4.2』を公開している。

OpenBSD プロジェクトの開発者 Bob Beck 氏の意見によると、OpenBSD は特にファイヤーウォールの構築とルーティングに強みを持っており、セキュリティ面でほかの OS より優れているという。OpenBSD が他製品と一線を画すのは、安定した機能性だ。

同氏は OpenBSD について、「安定性やセキュリティを犠牲にしてまで、機能を追い求めない」と述べた。

ほかにも BSD 系オープンソース OS はある。NetBSD Project は2日、同プロジェクトが開発する OS の最新版『NetBSD 2.1』をリリースした。最新版は、カーネル サブシステムの更新をはじめ、ユーザー環境の拡張を多数行なったほか、対応デバイスの拡充やセキュリティ問題の修正などを行なっている。

また同プロジェクトは、NetBSD 3.0 の開発も進めており、今月末にはリリースする予定だ。

もう1つ忘れてならないのは『FreeBSD』だ。FreeBSD Project もまた、数週間以内に予定している大型バージョンアップ版『FreeBSD 6.0』の公開に向け、準備を進めている。同プロジェクトはすでに、FreeBSD 6.0 の第1最終候補版を、10月11日に公開済みだ。

FreeBSD 6.0 では、多くの重要な機能強化を施している。それらは、現行の FreeBSD 5 系列において、2003年以来築いてきた確固たる基盤のもと構築したものだ。

FreeBSD 6.0 における性能向上は、対称型マルチプロセッシング (SMP) 用の新アーキテクチャを活かしたものになる。この新アーキテクチャは、8/12/14基の SMP 構成にも対応できる。FreeBSD のリリース エンジニア Scott Long 氏によると、FreeBSD 6.0 はファイルシステムがマルチスレッド化し、メール サーバーやデータベース サーバーを運用する際、性能メリットが大きいという。
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