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CA、オープンソーステータベース『Ingres』の分離独立へComputer Associates International (CA) は7日、ベンチャーバイアウト (VBO) 専門のプライベートエクエティ会社 Garnett & Helfrich Capital と提携し、企業向けオープンソースデータベース『Ingres』を独立法人の下に置くと発表した。
同オープンソースプロジェクトを引き継ぐ新会社 Ingres Corp. のビジネスモデルは、Ingres データベースの専門知識に基づくサービスやサポートを販売する形で、ちょうど企業向けオープンソース ソフトウェアの JBoss と同様の形態になる。新会社の過半株式は Garnett & Helfrich が持つが、CA (NYSE:CA) も一定数の株式を持ち、同社取締役会に参加する権利を有して関与を継続する。 Ingres データベースは、Oracle 製品や IBM の『DB2』といった主要な企業向け商業データベース製品や、人気の高いオープンソースデータベース『MySQL』などと競合関係にある。 Garnett & Helfrich が Ingres Corp. を設立したのは、Ingres データベースの法人拠点として、サービスやサポートを販売するためだ。同データベースの開発は、今後もオープンソースモデルで継続するが、数か月以内にライセンスを変更するという。 現在 Ingres データベースは、Open Source Initiative (OSI) 認定済みのオープンソースライセンス『CA Trusted Open Source License』(CA-TOSL) に基づいて配布している。しかし Ingres Corp. は、ISV や潜在的な法人顧客が Ingres データベースをもっと利用しやすくしようと考え、ライセンス変更を計画している。 Ingres Corp. の CTO 兼戦略担当副社長 Dave Dargo 氏は、CA もこれまで、独自ライセンスでオープンソースコミュニティの関心を Ingres データベースにうまく引きつけてきたが、新会社としては利用者層を一層拡大したいとの考えを示した。 Dargo 氏によると、Ingres データベースはオープンソースプロジェクトとして継続するが、どのライセンスが最適か現在検討中という。同氏は、ライセンスを新規に策定するつもりはなく、オープンソースコミュニティにある既存ライセンスの採用に専念すると述べた。 「ライセンスに関する議論になれば、必ずと言っていいほど『GPL』や『Lesser GPL』といったライセンスモデルが頭に浮かぶ。それらはおそらく、コミュニティにおける配布拡大に役立つだろう。反面、自社製品についてはオープンソース化することなく、Ingres データベースを利用したり、製品に添付することは自由に行ないたいと望む ISV が存在することも認識している」と Dargo 氏は述べた。 同社は、年内に新ライセンスを選定し、来年早々に導入する見通しだ。 関連記事 最新トップニュース
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