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『Firefox』正式版登場から1周年Mozilla Foundation の Web ブラウザ『Firefox』は9日、正式版初リリースから1周年を迎えた。わが子の目ざましい成長に、同団体も喜びひとしおといったところだろう。
市場シェアこそまだ低いものの、人気、メディア露出度、Web ブラウザ業界に与えた影響のいずれをとっても Firefox は、他の新興技術を圧倒している。 Firefox 1.0 は、この約1年間に1億件のダウンロードを達成し、『Spread Firefox』サイトでは多数の忠実な支持者が、日々 Firefox の素晴らしさを世界に伝えている。 Firefox は最初の最初から Firefox だったわけではなく、大げさに言えば、紆余曲折を経た後に現在の形になった。そうしたごく初期段階のことを思うと、世の中何が成功に至るのかなど、先を見通すことは難しいとの感が否めない。 Web 分析会社 OneStat.com が先週発表した調査によれば、ブラウザ市場では Microsoft (NASDAQ:MSFT) の『Internet Explorer』(IE) がシェア85%で、依然として圧倒的優勢を誇ってはいるが、Firefox もシェアを11.5%にまで伸ばしているという。 OneStat.com の調べでは、第3位が Apple Computer (NASDAQ:AAPL) の『Safari』になっているが、その市場シェアは1.75%に留まり、続く『Opera』と『Netscape』に至っては市場シェア1%未満と、かなりの差がついた。 OneStat.com の共同創設者 Niels Brinkman 氏は、報告書の中で「Mozilla のブラウザ市場シェアは、世界的に増加を続けている。どうやら、Netscape ユーザーばかりか一部の IE ユーザーも、Firefox に乗り換えているようだ」と述べている。 プロスポーツのファンならよく知っている通り、彗星のごとく登場したルーキーは時として翌年にスランプを経験する。いわゆる「2年目のジンクス」だ。しかし、Mozilla Foundation はそのような事態に陥るのを、座して待つつもりはなさそうだ。 Mozilla Foundation は、数週間内に重要なバージョンアップ版『Firefox 1.5』をリリースする予定で、リリース候補版 (RC1) はすでに公開済みだ。また6日には、Firefox 用プラグイン開発促進のため、開発コンテスト『Extend Firefox』の実施を発表した。 さらに2006年には、『Firefox 2.0』(開発コード名『The Ocho』) が登場する予定になっている。 関連記事
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