Sun が最新版 IDE を発表、SDN 登録メンバーには無償提供の特典Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) は9日、企業向け IDE (統合開発環境) の最新版『Java Studio Enterprise 8』(JSE 8) を発表した。『Sun Developer Network』(SDN) 登録メンバーには無償提供する。
SDN に登録した開発者に Sun が同 IDE を無償提供する背景には、コミュニティを拡大して開発者たちに企業向けのハイエンド製品を購入してもらおうという狙いがある。 SDN に登録しなければ、JSE 8 を使うにはライセンス料1895ドルがかかる。 JSE は、『Java Platform, Enterprise Edition』(Java EE) プラットフォーム上でネットワーク型アプリケーションを構築するための IDE だ。JSE 8 は、『Java Enterprise System』および『Java System Suites』に組み込まれている。Java Enterprise System は企業向けのスイート製品で、『System Access Manager』『Messaging Server』『Sun Cluster』『Portal Server』などをはじめ数多くのコンポーネントを含む。 SDN に加入した開発者に見返りとして何かを無償で提供することにより、Sun は企業向けインフラソフトウェアスイートの売上を将来的に伸ばしたいと願っている。 JSE 8 の無償提供には、オープンソース団体 Eclipse Foundation の人気が高まっていることに対する防衛策という意味もある。Eclipse Foundation は、Java EE プラットフォーム向けのオープンソース IDE を提供しており、多数の企業スポンサーや個人開発者の支持を得ているからだ。 Sun は JSE 8 に関して、無償提供という戦略的決定以外に、多数の機能強化を行なった。 JSE 8 は、同社がコード認識インスタントメッセージング (IM) と呼ぶ機能を備えており、構文やコードのカラー表示、およびコード補完や文書ポップアップを保持するチャットメッセージ機能を提供する。他にも、プラットフォームのリアルタイム性を強化し、ファイル共有機能をリアルタイム対応にしたため、遠隔地の開発者が開発会議に実質的に参加したり、プロジェクト内の同じコードを編集したりできるようになっている。 関連記事 最新トップニュース
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