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オープンソース特許情報オンライン「図書館」開館Linux 業界団体 Open Source Development Labs (OSDL) は15日、ソフトウェア関連特許に関する情報を参照できるオンライン共有図書館を開設した。OSDL が推進中の『Patent Commons Project』(特許共有地プロジェクト) の基礎となる図書館で、延滞料金の心配や図書館カードは要らない。
同図書館は、ハイテク企業がオープンソースコミュニティに公開しているソフトウェア特許に関する情報を、OSDL がリポジトリに集め、『PatentCommons.org』サイトで閲覧できるようにしたものだ。 ここで参照できるのは、特許保有者が権利を主張しないと保証した特許や、それらの特許に基づく標準規格に関する情報で、オープンソースコミュニティに有益となる使い方をすることが利用条件になっている。 OSDL はこれらの特許を保有しているわけではない。同サイトは、特許保有者が公開した情報を、仮想的に1か所に集めた情報リソースだ。 Patent Commons Project は、OSDL が今年8月に発表したプロジェクトで、現在500件以上の公開特許に関する情報を納めたデータベースを持つ。今回開設した図書館サイトでは、それらオープンソース共有特許について、「公開者」「公開条件」「入手先」「公開特許がサポートしている標準規格と技術」「法的ソリューション」を検索できる。 同サイトの狙いは、特許技術に触れるオープンソースアプリケーションを作成する際、推測に頼る非効率的な作業を減らすことにある。同サイトは、誰がどんな特許をオープンソースコミュニティに公開しているかを確かめたいベンダーやエンドユーザーにとって、便利な参照サイトにもなっている。 同サイトの訪問者は、データベースにアクセスするための料金を払う必要はなく、サイト内のリソースを利用するために登録する必要もない。 データベースは、IBM などいくつものハイテク企業がオープンソース化した注目すべき特許情報を含んでいる。IBM は、自作ソフトウェアを Open Source Initiative 認定ライセンスのいずれかを介して供与している開発者に対し、ソフトウェア特許500件を開放している。 Sun Microsystems も、共有化プロジェクト『OpenSolaris』のもと、1600件を超える特許をオープンソース化ずみだ。 OSDL の共有図書館サイトでは、Computer Associates、Ericcson、Red Hat、Novell、Nokia などのオープンソース化特許も閲覧できる。 関連記事 最新トップニュース
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