Sony BMG、問題の XCP 採用 CCCD の回収を発表Sony BMG Music Entertainment は16日、批判の的になっていた、DRM アプリケーション『Extended Copyright Protection』(XCP) を採用したコピーコントロール CD について、回収交換を行なうと発表した。同社は、ソニー (NYSE:SNE) と Bertelsmann の音楽事業子会社が合併してできた合弁会社だ。
XCP は、イギリスの First 4 Internet が開発したコンテンツ保護技術だが、ルートキットと呼ばれるシステム改ざんツールを組み込んでいることから物議をかもしていた。Sony BMG は8日にルートキットのみを削除するパッチを公開した。そして XCP そのものについても、アンインストールツールを公開したが、こちらも挙動に関してセキュリティ上問題があると批判が集まり、同社は15日にアンインストールツールの配布を一時中止している。 Sony BMG が16日に Web サイトに掲載した声明によると、XCP を採用した音楽 CD は約50タイトルあるが、購入者は郵送により、コピー防止機能のない通常の音楽 CD と交換できるという。 Sony BMG は、消費者が被り得るあらゆる迷惑について、強い遺憾の意を表わしたが、発表文面を見る限り、同社は XCP が引き起こしたセキュリティ懸念について、First 4 Internet に責任を押し付けているように読める。また同社は発表の中で、同じくセキュリティ懸念について顧客に対し同情する立場を示した。 「問題の CD に対する懸念については、わが社も消費者と思いを同じくしており、XCP を採用したすべての CD を、コピー防止機能のない CD と交換できるプログラムを開始した。提携先の小売店に対しては、XCP 搭載 CD を店頭および在庫からすべて撤去するよう要請した」と Sony BMG は声明で述べた。 Sony BMG に、リコール対象となる CD の枚数と、XCP に手を加えた上で今後も同技術をコピーコントロール CD に採用するか否かについて問い合わせたが、回答はなかった。同社はリコールに関する書面の中で、「当社のコンテンツ保護計画を、あらゆる角度から見直し中だ」と記している。 First 4 Internet は、現時点ではいかなるコメントもできないと回答した。 関連テーマ 最新トップニュース
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