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『Mono』プロジェクト、最新バージョン 1.1.10 をリリースMicrosoft の『.NET Framework』をオープン ソースとして実装するプロジェクト『Mono』が14日、最新版『Mono 1.1.10』をリリースし、『ASP.NET』アプリケーションの配備がこれまでになく容易になった。
Mono 1.1.10 は、ホスティングに必要な設定作業の自動化機能をはじめ多数の新機能および改良点が加わっている。 Mono のクリエータ兼リーダーの Miguel de Icaza 氏は、次のように述べている。「これまでは、『ASP.NET』アプリケーションを配備する場合、アプリケーションごとにサーバーを再設定せねばならなかった。したがって、個々のユーザーが自分用に ASP.NET アプリケーションを配備できるようにする時、非常に大変な苦労を伴った」 「だが、(Mono 1.1.10 では) 自動設定機能が付いたため、PHP にかなり似たものになった。ASP.NET アプリケーションを配備したければ、自分のファイルを作成し、それをディレクトリに入れるだけで、自動的に完了する」と Icaza 氏は説明している。 Icaza 氏の言う自動設定機能は、Mono 1.1.10 に加わった Web サーバー『Apache』用のモジュール『mod_mono』に備わっているものだ。同機能があるため、Apache サーバーの設定を何も変更しなくても、新たに配備した ASP.NET アプリケーションが使えるようになる。 この mod_mono モジュールは、仮想ホスティンング環境でも正常に機能するため、mod_mono コントロールパネルを使って、個々の仮想サーバーを再起動させることもできる。 Mono は Novell の子会社 Ximian が率いるオープンソース プロジェクトで、2004年の7月に初版『Mono 1.0』をリリースしていた。 なお、Mono 1.1.10 には可搬性も備わり、ディレクトリ構造に対する依存性が無くなった。つまり、Mono パッケージ (RMP) は、任意のディレクトリに移してもそのまま使えるのだ。Mono 1.1.10 は、完全な『C# 2.0』コンパイラも備えている。 Mono 1.1.10 は、旧バージョンにあった機能も多くを強化した。たとえば、コードアクセス セキュリティ、『JavaScript』コンパイラ、『Windows Forms』、および『LDAP』の強化、ならびに全般的なパフォーマンス強化やメモリ使用量の効率化などだ。
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