Webテクノロジー2005年12月6日 14:00
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IBM、『OpenDocument』のサポートを表明

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著者:Clint Boulton
海外internet.com発の記事
Microsoft の牙城を崩す可能性を秘めたオフィス文書形式について、IBM がサポートを表明した。

IBM は5日、『IBM Workplace Managed Client』(WMC) の次期版で『Open Document Format for Office Applications』(OpenDocument/ODF) 標準に対応すると発表した。WMC はワープロ、表計算、その他文書の作成/編集/共有を行なうサーバー管理型リッチクライアント製品だ。

ODF は XML ベースのオープンなオフィス文書ファイル形式で、インターネット標準化団体の OASIS が5月に標準として承認し、現在はさらに ISO (国際標準化機構) の承認を待っている状態だ。ODF 推進派は、同標準をサポートすることで、長らく市場を支配してきた『Microsoft Office』への依存から離れ、生産性スイートを多様なアプリケーションと連動させることが可能になると主張している。

マサチューセッツ州はすでに ODF への移行を検討中で、これをきっかけに他の自治体や政府でも、Microsoft Office からより柔軟性の高いオープンフォーマットへの移行が進む可能性がある。

IBM が来年リリース予定の『Workplace Managed Client (WMC) 2.6』は、ワープロ/プレゼンテーション用グラフィックス/表計算などのエディタツールを備え、ODF 標準で保存したファイルの共有と書き換えが可能だ。これまでの WMC 製品では、Microsoft Office に加え、オープンソースのオフィス生産性スイート『OpenOffice.org』のファイル形式をデフォルトとしてサポートしていた。

WMC を使って Web 管理者が従業員のアカウントをサーバー上に作成すると、従業員はサーバーにアクセスして、文書管理/Eラーニング/メッセージ/インスタントメッセージなどに必要なデスクトップコードを Web 経由で入手することができる。

IBM の Lotus 部門 WMC 担当マネージャ Art Fontaine 氏は、同社が ODF を支持する理由について、デスクトップ生産性の障壁となっている相互運用性の問題を解決しうるからだと述べている。

「Microsoft のファイル形式の場合、誰でもファイル形式を解読できる程度には読み込みや書き込みができるが、Office は必ずどこかの部分が解読不能か非公開、もしくは Microsoft の保持するところとなっている。文書を ODF 形式で作成/保存すれば、他のすべての ODF 対応製品を使ってマクロレベルまでの読み込み、書き込みが可能になる」と Fontaine 氏は語った。

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