![]() ![]() ![]() ![]() Sun、『UltraSPARC T1』設計情報のオープンソース化へこの記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20051207/11.html
著者:Clint Boulton
海外internet.com発の記事
Sun Microsystems は6日、オープンソースプロジェクト『OpenSPARC』を立ち上げ、新しいマルチスレッド対応8コアプロセッサ『UltraSPARC T1』の設計情報をオープンソース化して公開すると発表した。同社はソフトウェアのオープンソース化を進めてきたが、いよいよその取り組みがハードウェアにまで広がった形だ。
同社 CEO の Scott McNealy 氏は記者会見で、OpenSPARC プロジェクト発足の目的について、UltraSPARC T1 アーキテクチャを基盤としたコンピュータシステムの普及を促進するためと語った。 Sun は同日、増大する Web アプリケーション運用能力需要に応えるため、UltraSPARC T1 を搭載した初のサーバー製品『Sun Fire T1000』『Sun Fire T2000』の発表も行なっている。 UltraSPARC T1 は、『CoolThreads』という新しいマルチスレッド技術を用い、各コアにつき4スレッド、全体で32スレッドを並行処理できる。スレッドごとに異なるタスクを同時実行するため、マルチスレッド対応アプリケーションを組み合わせることで、同プロセッサのメリットを活かすことができ、高い処理速度が実現する。 今回の動きは、サーバーシステム分野の競争に復帰しようという Sun 取り組みの一環だ。IBM の『POWER』アーキテクチャや、Dell の低価格サーバー路線の前に、Sun はサーバーシステム分野のシェアを減らしている。 Sun のスケーラブルシステムグループ担当副社長兼 CTO の Michael Splain 氏は、同社が全ソフトウェアスタックのオープンソース化を果たした以上、同社が使命と掲げる「共有」をハードウェア設計の分野に拡大するのは必然と述べた。 Splain 氏によると、Sun は2006年第1四半期初頭に、UltraSPARC ベースのプロセッサ仕様を公開する予定という。これは、回路設計の検証およびモデリング言語『Verilog』で記述した設計ソースや、命令セットアーキテクチャ仕様および『Solaris OS』ポートを含むものだ。 Sun は UltraSPARC T1 アーキテクチャの背景にある最重要コードについては公開しないが、ハードウェア設計に関する共同作業を促進し、さらには新製品の開発を可能にするためにも、より多くの高度情報を開示すると Splain 氏は述べた。なおオープンソース化した UltraSPARC T1 コードは、OSI 承認済みのオープンソースライセンスで提供するという。
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