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ヤフーの開発者向けサービス「YDN」、API とアプリケーションの“ギャラリー”を目指す12月2日より公開された Yahoo!デベロッパーネットワーク(YDN)は、こんな Web アプリケーションがあったら…を実現するサービスだ。ヤフーの検索 API が提供されている同サイトでは、開発者が自分のアイデアを形にするために検索データベースを無料で利用できる。ドキュメントはすべて日本語で、現在は Web 検索、画像検索、動画検索が提供されている。
API 利用の際に必要となるアプリケーション ID の発行数は、サービス開始から13日現在までに1四半期の目標としていた1,000ID を超え(1人10個まで取得可能)、順調な滑り出しとなった。コミュニティに投稿されているアプリケーション以外にも教育機関や調査機関などで多く利用されているという。 YDN は「どうやって収益をあげるか」ではなく、「こんなサービスがあったら面白い」というエンジニアの声から生まれた点がユニークだ。莫大な投資がなされている Yahoo!Search Technology(YST)を無料で提供することについても「新しいアイデアが Yahoo!のサービスを使って出てくることはエンジニアにとっても楽しみなことであり、メリットとなる」(検索企画室 宮崎光世氏)。そしてユーザーが Yahoo!検索に触れる機会も増えることになる。 実際に開発されたアプリケーションには、はてなブックマークと連動した Web 検索が行える「はてな検索」や、Yahoo!で検索したときに自分のサイトが何番目か教えてくれる「あなたのサイトは Yahoo!で何位?」、入力文章からキーワードを自動抽出し、画像検索 API で画像を表示する自動絵日記「YeNikki」などがある。他にもメーリングリストで多数投稿されており、随時紹介されている。宮崎氏は「アプリケーションを作った人が公開し、それを利用した開発者がまた YDN を使って開発を行う、という広がり方もある」と、アプリケーションを介した開発者間の口コミに期待する。 検索技術の宇野敦之氏おすすめのアプリケーションは、メールのサブジェクトに検索キーワードを入力して送信すると検索結果が返信されるものや、検索結果を RSS 配信するものだ。これらのアプリケーションもコミュニティに投稿されている。また、Web、Blog、Q&A、Books を一度に検索し、タグ付けや保存もできるアプリケーションは、米国 Yahoo!で提供されている次世代検索サービス『My Web 2.0』とほとんど同じ発想だが、宇野氏によると「こういったアプリケーションをアイデア次第で実際に作ることができるのも魅力の一つ」だという。宮崎氏は「作りたいサイトについて文字や図で説明するよりも、ずっとわかりやすい企画書になる」という利用法も提案する。 同氏は YDN の今後について、「検索以外にも API を追加し、それらを利用したアプリケーションが多く投稿され、開発者がデータベースとして楽しめる“ギャラリー”ようなサービスにしていきたい。ヤフーの中でも常にトンガったことが行われている場になれば」と語った。
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