GPFS は1990年代初めに、『AIX』サーバーによる HPC クラスタ用のファイルシステムとして産声を上げた。その後1990年代末に、IBM の Linux クラスタ推進戦略に合わせ、GPFS は Linux でも利用できるようになった。
この時点で、ユーザーはサポート付きで IBM 製ハードウェアにおいて GPFS を利用できた。ただし、Linux Networx など他のハードウェア ベンダーによるシステムと平行して IBM のクラスタを運用する混合環境の場合、ユーザーは IBM のハードウェア上でしか GPFS を利用することができなかった。
今回の発表では、GPFS のライセンスを得た最初のハードウェア ベンダーとして、Linux ベースの HPC システムを専門に手がける Linux Networx の名前を明らかにしている。
Linux Networx は、HPC システム『Linux Supersystems』の『LS Series』と緊密に統合した技術として、GPFS ソリューションの販売/調整/サポートを、世界中の顧客データセンター向けに行なう。なお IBM は、別のハードウェアベンダーとの契約交渉も進めているが、Austen 氏は相手先の名前を明かさなかった。