| Webテクノロジー | 2005年12月15日 13:00 |
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IBM、高性能ファイルシステム『GPFS』をサードパーティに提供 著者: Clint Boulton オリジナル版を読む ▼2005年12月15日 13:00 付の記事 ■海外internet.com発の記事 IBM は14日、高性能コンピューティング (HPC) 分野において、複合ベンダー環境が広まっている状況に対応するため、HPC クラスタ用ファイルシステム『General Parallel File System』(GPFS) のサードパーティ向けライセンス提供を開始したと発表した。 IBM は、ライセンス契約を結んだサードパーティに GPFS のソースコードを開示するほか、サードパーティ同士の開発成果共有や、共同開発促進など、同社製ハードウェア以外にも GPFS の対応を拡大するべく、複数の取り組みに着手したことも明らかにした。 今回の動きは、Linux の名のもと一部技術を解放するという、最近 IBM が進めている取り組みの1つだ。これは顧客に幅広い選択肢を与え、結果的に将来の売上拡大につながるという考えに基づくものだ。 GPFS を用いると、サーバーやストレージアレイなど、複数の物理リソースを、単一の仮想ファイルシステムとして扱うことができる。GPFS では何百テラバイトものデータを格納でき、エンジニアリング設計/デジタルメディア/データマイニング/財務分析/地震探査データ処理など、大量のデータファイルを扱う業務にも対応できる。 GPFS は1990年代初めに、『AIX』サーバーによる HPC クラスタ用のファイルシステムとして産声を上げた。その後1990年代末に、IBM の Linux クラスタ推進戦略に合わせ、GPFS は Linux でも利用できるようになった。 この時点で、ユーザーはサポート付きで IBM 製ハードウェアにおいて GPFS を利用できた。ただし、Linux Networx など他のハードウェア ベンダーによるシステムと平行して IBM のクラスタを運用する混合環境の場合、ユーザーは IBM のハードウェア上でしか GPFS を利用することができなかった。 しかし、IBM の HPC 部門 Deep Computing 担当ディレクタ Becky Austen 氏によると、Linux を運用するサードパーティのハードウェア プラットフォームの急増から、IBM は GPFS を独占提供技術とすることを止め、サードパーティにソースコードを開示して自社システム用に手を加えてもらい、IBM 以外のハードウェアで利用できるようにすることを決定したという。 今回の発表では、GPFS のライセンスを得た最初のハードウェア ベンダーとして、Linux ベースの HPC システムを専門に手がける Linux Networx の名前を明らかにしている。 Linux Networx は、HPC システム『Linux Supersystems』の『LS Series』と緊密に統合した技術として、GPFS ソリューションの販売/調整/サポートを、世界中の顧客データセンター向けに行なう。なお IBM は、別のハードウェアベンダーとの契約交渉も進めているが、Austen 氏は相手先の名前を明かさなかった。 |
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