Webテクノロジー 2006年1月27日 14:00

AMD、プロセッサ市場シェアが急伸

著者: David Needle  オリジナル版を読む
2006年1月27日 14:00 付の記事
■海外internet.com発の記事

AMD は、このままシェアを伸ばし続けると、独占的状況を乱用する Intel の犠牲になっていると納得してもらうことがかなり難しくなるかもしれない。

パソコン部品市場調査会社 Mercury Research が今週発表したリポートによると、2005年第4四半期のプロセッサ出荷数で、AMD のシェアは20%を超えたという。

プロセッサ市場は、業界最大手 Intel の独占になりかねない状態にある。だが、Mercury Research のリポートは、AMD のシェアが第3四半期の17.7%から21.4%に急伸したと指摘している。AMD のシェアが20%を超えたのは、2001年以来のことだ。

なお、パソコン用プロセッサ出荷数の前期比伸び率は2005年第4四半期、それまでの過去平均9.4%よりも低い7%にとどまった。

この点について、コンサルティング会社 Merrill Lynch は、第3四半期の出荷数が通常より多かったため第4四半期は在庫解消に時間が割かれたとの見解をリポートの中で示している。

第4四半期に AMD のシェアが伸びた大きな要因は、直前四半期に比べて14%も出荷数を増やしたデュアルコアプロセッサの好調さだ。

Merrill Lynch は、リポートの中で次のように指摘している。「Intel は『Netburst』ベースのデュアルコア製品の競争力が弱いため、ハイエンドのデスクトップ市場でつまずいていると思う」

AMD は、長年にわたって Intel に大きく遅れをとっていたノートパソコン向けの分野でも、シェアを伸ばしつつある。

Mercury Research によると、モバイルプロセッサ市場における AMD のシェアは第4四半期末に15.1%で、第3四半期の12.2%に比べて24%も増えていたという。

サーバー向けプロセッサ分野では、AMD はデュアルコア版『Operton』が好調で、サーバー市場における自社のシェアを12.7%から16.4%に伸ばした。Opteron は第4四半期、AMD 製プロセッサの出荷数の40%、売上の60%を占めた。

Merrill Lynch は、次のような予測を示している。「AMD 製品の優位は今後も、サーバー市場で最も顕著に現われる状態が続くだろう」

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