![]() ![]() ![]() ![]() Adobe が『Flex 2.0』のベータ版を公開、料金体系の概略も明らかにこの記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20060202/11.html
著者:Ed Sutherland
海外internet.com発の記事
Adobe Systems (NASDAQ:ADBE) は1日、次期リッチ Web アプリケーション開発ソリューション『Adobe Flex 2.0』のベータ版を公開した。これまでも同社は、Flex 2.0 のアルファ版を公開している。
Flex 2.0 の公開ベータ版には、リッチクライアント『Flash Player 8.5』、プログラミングモデル/コンポーネントライブラリ『Flex Framework 2.0』、『Eclipse』ベースの統合開発環境『Flex Builder 2.0』、データ連携など企業インフラとの統合を実現する『Flex Enterprise Services 2.0』、データの視覚化コンポーネント群『Flex Charting Components 2.0』などが入っている。 Adobe の企業および開発者向け事業部門で、製品マーケティング担当上級ディレクタを務める Jeff Whatcott 氏は取材に対し、「最大の目玉となる新要素は、Flex Enterprise Services だ」と述べた。 Whatcott 氏によると、Flex Enterprise Services を使えば、開発者は「(データ連携のため企業インフラとの) 接続について考える必要がなく、機能の構築に専念できる」という。 公開ベータ版は、最適化ソリューション会社 Mercury の自動テストツール『QuickTest Professional』に対応しており、Flex アプリケーションの試験を実施できる。 Adobe の企業および開発者向け事業部門副社長 David Mendels 氏は声明の中で、「当社は、インタラクティブな製品設定ツールから基幹業務アプリケーションに渡る、広範で魅力的なリッチ インターネット アプリケーションを配備するにあたって、必要となるツールとサーバー製品の提供に努めている」と述べた。 Whatcott 氏によると、Flex の代表的な使用例は『Yahoo! Maps』だという。同サービスは、『Google Maps』および Microsoft の『Virtual Earth』と競合する地域情報検索サービスで、従来型の Web アプリケーションと異なり、通常のパソコン用アプリケーションに近い操作感が特徴だ。 同様の使用例としては、ほかにも写真感材大手 Kodak の『Easy Share Gallery』、二輪車メーカー Harley-Davidson のオンライン車両カスタマイズ機能、塗料メーカー Sherwin-Williams の『Color Visualizer』などがある。 Whatcott 氏によると、Adobe は Flex 2.0 製品群の正式版を今年前半に発売するという。Adobe は、多層的なライセンス料金を設定する予定だ。順に見ていくと、まず Flex Framework 2.0 は、開発キット『Flex Software Development Kit』と共に無償提供し、次に Flex Builder 2.0 は1ユーザーあたり1000ドル以下で提供する。また Flex Enterprise Services 2.0 については、単一の非クラスタサーバーで運用する場合、同時ユーザー数に制限を設けて無償提供するが、商用ライセンスも、CPU 単位やプロジェクト単位、あるいは組織単位で有償提供する。なお正確な料金体系は、正式版発売時に公表するという。 |