Firefox 1.5.0.1 は、安定性向上とセキュリティ問題の修正が中心のリリースで、機能面では特にこれといった追加を行なっていない。今回 Mozilla が対応した問題の危険性について、セキュリティ調査会社の Secunia は勧告の中で、5段階中上から2番目の評価を下している。
修正した脆弱性は全部で9件ある。Mozilla Foundation が発行するセキュリティ勧告一覧によれば、Firefox 1.5.0.1 で対応した勧告は8件 (うち1件は脆弱性2件をまとめたもの) で、内容の重大性評価が最も高いのは、4段階中最大のもの1件だ。
Mozilla Foundation が最も重大とした脆弱性は、「XULDocument.persist()」関数が属性名を検証していないというものだ。同脆弱性を悪用すると、「localstore.rdf」というファイルに、任意の JavaScript コードを含む XML を挿入でき、ブラウザを再起動した際にブラウザの実行権限で動作する。
そのほか、Firefox 1.5.0.1 で対応したセキュリティ問題は、クロスサイトスクリプティング (XSS) やシステム情報の露出に関するものが、Mozilla Foundation の勧告件数で4件 (脆弱性件数では5件) ある。いずれも同団体の重大性評価では、4段階中下から2番目になっている。脆弱性の残り3件は、重大性評価が最も低いが、これらにも対応済みだ。