同社がこのほど発売した、仮想プライベートサーバー (VPS) の最新バージョン『Virtuozzo for Linux 3.0』には「ダウンタイムなし移行」できるツールが備わっている。
Virtuozzo for Linux 3.0 の特徴は、既存の仮想サーバーの状態を把握し、サービス中断なしに、それを新しい物理サーバーに移行できることだ。
サービス中断なしの移行という点から見れば、同社と競合する VMware の『VMotion』技術に似ている。しかし、ストレージアレイを必要としない点が異なると、SWsoft の CEO (最高経営責任者) Serguei Beloussov 氏は説明した。
SWsoft がダウンタイムなしを保証する Virtuozzo for Linux 3.0 は、サーバー統合や障害復旧など様々な目的を持つ顧客にとって魅力的なものだ。
Virtuozzo for Linux は、このバージョン 3.0 から、ホストシステムおよびゲスト仮想サーバーの両方で、『Red Hat Enterprise Server 4.0』『Fedora Core 4.0』『CentOS 4.0』に対応するようになっている。
SWsoft は、『Virtuozzo for Windows』の最新バージョン 3.5.1 も発表した。『Virtuozzo for Windows 3.5.1』は、旧バージョンに比べて機能を強化するとともに、『Windows Server 2003 Release 2』および『Windows Small Business Server 2003』にも対応するようになった。
Virtuozzo for Windows 3.5.1 は、「物理から仮想」移行機能があり、物理サーバーから仮想サーバーへのデータ移行を支援する。
Beloussov 氏によると、Virtuozzo の Linux 版および Windows 版のどちらにも、追加 VPS の要求を管理するワークフロー強化機能をはじめ、包括的な管理ツールが付属するという。
Virtuozzo for Linux 3.0 も Virtuozzo for Windows 3.5.1 も、現在販売中だ。価格は、Virtuozzo 本体が 1CPU あたり1000ドル、管理ツールが1件 (サーバー数無制限) あたり1000ドルとなっている。