Novell が Linux デスクトップ用グラフィックスシステムを強化Novell (NASDAQ:NOVL) のおかげで、Linux のデスクトップ環境にまもなく3D の要素が加わりそうだ。
Novell は7日、重大な機能強化を施した新グラフィックス サブシステム『Xgl』(X over OpenGL)、およびこれに付随するコンポジット/ウィンドウ マネージャ「Compiz」を、オープンソース コミュニティ向けに公開した。これらを使えば、開発者はより豊かなグラフィックス体験を Linux デスクトップのユーザーに提供できるという。 また同社は Xgl を、ほぼすべての Linux および『UNIX』系 OS が標準搭載するウィンドウシステム『X Window System』の開発を管理する X.org Foundation に提供し、X.org プロジェクトの一部とする計画だ。 今回の動きは、Linux の世界にグラフィックス新時代の到来を告げるものとなるだろう。Novell によれば、Intel (NASDAQ:INTC) や ATI Technologies (NASDAQ:ATYT)、NVIDIA (NASDAQ:NVDA) など、主要なグラフィックス プロセッサ開発会社がすでに関心を示しているという。 Xgl の導入により、Linux システムは3D グラフィックス アクセラレーション ハードウェアをフルに活用できるようになる。Novell の説明によると、Xgl は、SGI のグラフィックス技術『OpenGL』上で稼動する X サーバー アーキテクチャだという。 Xgl を実装した Linux システムでは、高度な3次元画像表示や、動きがより滑らかで「手の込んだ」デスクトップ アニメーション、トランジションなど、数多くの機能が利用可能となる。 技術的な観点から見ると、Xgl は、その利点を活用する際、開発者が容易に導入できるモジュラ アーキテクチャとなっている。 Novell の Linux デスクトップ環境開発担当副社長 Nat Friedman 氏は、取材に対して次のように語った。「Linux はようやく、一流で完全に近代的なグラフィックス システムを手に入れた。この先10年は使えるだろう」 Friedman 氏は、Linux 向けのオープンソース デスクトップ環境『GNOME』プロジェクト、および GNOME ベースのアプリケーション開発を行なっていた Ximian (2003年に Novell が買収) の共同創設者で、Linux コミュニティでは非常に名の通った人物だ。 関連記事 最新トップニュース
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