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2009年7月4日
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Webテクノロジー2006年2月9日 13:00

Google、検索インデックスから BMW を一時削除

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検索エンジンで自分の Web サイトが検索できなくなる。いかがわしいサイトでは良くある話だが、大手企業の、それも超一流企業の Web サイトでも同じ目に遭うことがある。

検索大手の Google は先週末頃、検索インデックスから BMW Germany の URL「BMW.de」を削除した。通常 Google で URL をキーワードにして検索した場合、検索インデックスに存在すれば、該当 URL のリンクを表示する。しかし6日の段階で「BMW.de」を Google で検索したところ、まるで同 URL が存在しないかのような検索結果が返ってきた。

これは何が起きたのか。どうやら BMW Germany、あるいは同社の Web サイト作成を手がける何者かが、Google における検索結果表示順位を上げるため、多少強引な手法を用いたため、Google は対応策として、インデックスから URL を削除したようだ。

一般に検索結果の表示順位は、検索キーワードに対する関連性の高さを示すもので、検索エンジン側にとっては技術品質が直接現われる要素だ。しかし商業目的で Web サイトを運営する企業にとって、検索結果順位はトラフィックを獲得する上で非常に重要な意味を持つ。そのため、Web サイト運営者側から、表示順位の適正化を実現するアプローチとして、検索エンジン最適化 (SEO) という手法が生まれた。しかし中には、ユーザーの利便性などは二の次で、効率性だけを追い求めた悪質とも言える SEO 手法が存在する。

Google はこうした行為に敏感で、同社のガイドラインの中では、悪質な SEO 行為があった場合、該当サイトに対して「否定的な対応策を実施すること」があると明言している。

なお8日午前の時点で、BMW.de はトップランクで検索結果に現われるよう、元に戻っていた。

この件について、インターネットでは Blog や掲示板上で広範な議論が続いている。BMW は自業自得だとして Google を支持する者もいれば、Google は検索インデックスから削除する際のルールがあいまい過ぎる上、削除に至る前に誤りを修正する時間も与えないと、批判する者もいる。特に後者については、BMW も同意見だ。

BMW North America の広報担当 Martha McKinley 氏は、「今回の件は誤解だった。Google 側が何を問題にしているかは、推測するよりほかにない」と述べた。

McKinley 氏によると、BMW は何も不当なことをしていなかったという。「顧客が特定のキーワードを入力した際、適切なページに飛ばそうとしただけだ。今回 Google がとった行動については、驚きを禁じ得ない。Google は当方に連絡することもなく (インデックスからの削除を) 実行した。事前に話し合いができていたら、問題を解消できたと思う」と McKinley 氏は述べた。

Google の広報担当は、検索結果から BMW.de を一時期取り除いていたことは認めたものの、この件の詳細について何も語らなかった。

しかし Google の技術者 Matt Cutts 氏は自身の Blog 上で、何が原因で BMW.de の削除に至ったか詳細に説明しており、同社ガイドラインにおける「ユーザーを騙すようなコンテンツや、(中略) 検索エンジン用に異なるコンテンツを表示」する行為を禁じる方針に反したためと述べている。

同 Blog によると、BMW.de が行なったのは、SEO 用語でいうところの「ドアウェイページ」の設置だという。ドアウェイページとは、検索結果表示で上位に出ることのみを目的に作成した、検索エンジン用の「入り口」ページで、そこから、実際のコンテンツにリダイレクトするのが一般的だ。しかしドアウェイページは、単目的化しているため、検索結果で不当なまでに上位に出てしまう上、ユーザー視点では実質的に何の内容もないことから、Google を含め、これをスパム行為と捉える検索エンジンも多い。

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