Java SE 6 (開発コード名『Mustang』) のベータ版は、Web サービスおよびスクリプト言語の対応強化や、ユーザーインターフェース面の強化などを盛り込んでいる。
Java SE 6 を取り巻くコンピュータ利用形態の状況は、数年前に比べると様変わりした。
この5年ほどは、Web サービスが IT 社会の意識の中心になっており、IT の世界における双方向性をさらに進めようと、Blog、wiki、RSS フィードが急浮上してきた。
Sun をはじめ、複数の企業や有識者らは、このような世界を「Web 2.0」と呼び、Java などのプログラム言語を用いて、インターネット自体をプラットフォームとして活用する構想を打ち出している。Sun はこうした考え方に沿って、双方向的 Web の要求を満たすべく Java SE 6 を仕立て上げようとしている。
Sun の Java SE 担当製品マネージャ Bill Curci 氏によると、PHP や JavaScript など人気のあるスクリプト言語と Java が、より良く協調できるよう支援するため、Java SE 6 は新しいフレームワークを備えているという。
また Curci 氏は、Java SE 6 で完全な Web サービス クライアントスタックを初めて組み込んだと述べるとともに、Sun が社内技術者やコミュニティ開発者を対象にした公開レビューを通じ、広く意見を集めたことに言及した。
同氏によると、Sun が Java SE を強化する方法について、意見やプログラムコードの形で数百人の開発者から提案があったという。