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Mac 専用ブラウザ『Camino』、正式版が登場

Sean Michael Kerner
 
 
Mac ユーザーにとって、Web ブラウザの選択肢がもう1つ増えた。今ある、Apple Computer の『Safari』、Opera Software の『Opera』、Mozilla Foundation の『Mozilla SeaMonkey』『Mozilla Firefox』に加え、新しく Mac 専用ブラウザ『Camino』が登場したからだ。

Mozilla Foundation は14日、4年の開発期間を経て、『Camino 1.0』を正式リリースした。人気を集めている近縁の Firefox と同様、Camino はレンダリングエンジンに『Mozilla Gecko』を使っており、「タブブラウズ」「統合検索」「ポップアップ阻止」といった機能を備える。

しかし、Windows 版もある Firefox と違い、Camino は、Mac 専用に開発されたものだ。さまざまなレベルで、より緊密に Mac OS と統合されているという。

Camino プロジェクトの筆頭リーダー Mike Pinkerton 氏によると、Camino は Mac 用アプリケーションの中でも最上級のものを目指して開発したものだという。Firefox のように Mac OS X 上「でも」使えるというのではない、と Pinkerton 氏は強調し、次のように述べている。

「われわれは、『Address Book』『Bonjour』『Keychain』『Spotlight』など、Mac OS X が持つ機能の多くを (Camino 1.0 に) 緊密に統合した。Firefox は、こうした機能に全く対応していない。Mac OS X が本来備えるユーザーインターフェース要素を採用したことも、Camino が Mac に『合っていると感じさせる』のに役立っている。それと比べ、Firefox は平凡な移植版アプリケーションという感じしかない」

Camino は、Apple 自身の Safari と比較しても、大きな優位性となり得るものを少なくとも1つ備えている。それは、Safari が『KHTML Conqueror』系レンダリングエンジンを使っているのに対し、Camino は Gecko を使っている点だ。『Netscape』が残した「遺産」や最近の Mozilla Firefox の成功のおかげもあり、インターネット上では Gecko の方が、より広範に対応されているのはほぼ間違いない。

正式版が出たとはいえ、Camino には積み残しが多くある。Pinkerton 氏によると、次期バージョン 1.1 には、「RSS 検出」や「スペルチェック」をはじめ、1.0 のリリースを急いだため盛り込めなかった多数の機能が加わる予定だという。
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