Microsoft は ODF Alliance について、同社の取り組みに対する挑戦と見なし、競争を歓迎するとの意向を示した。
同社 Information Worker 事業戦略担当ゼネラルマネージャの Alan Yates 氏は、次のように語った。「(Sun と IBM とそのシンパが結集した) ODF Alliance は、ODF を『独占的な』標準として推進することで、明らかに対抗勢力の不利益を願っている。彼らの対抗勢力というのは、たとえば Adobe の推す PDF や、Open XML、HTML など、文書形式の選択肢を提供する企業や組織だ」
「技術の選好を押し付けられるよりも、選択肢と競争が存在する方が好ましいのは間違いない。(ビジネス文書標準化における) 混乱の一部は、明らかに IBM と Sun の自社製品に関する宣伝活動だ。彼らの製品は『OpenOffice』をベースにしたもので、その OpenOffice は、これまで市場において競争することすら困難だったものだ」
同氏はさらに、「オープンな XML 準拠の文書という新たな時代に向かうことについて、顧客を支援するための競争が存在することは、非常に素晴らしい」と述べた。
Microsoft は昨年、ODF に対する1つの回答として、『Microsoft Office Open XML』仕様をオープン標準規格案としてヨーロッパの国際標準化機関 Ecma International に提出した。同社はいずれ、Microsoft Office Open XML を ISO (国際標準化機構) 規格にしたい考えだ。
なお、Microsoft Office Open XML 仕様に準じたファイル形式は、Office 12 の標準ファイル形式でもある。