AMD、デュアルコア プロセッサ『Opteron』新モデルを発表AMD は6日、デュアルコア プロセッサ『Opteron』の新モデル3種を発表した。ライバル Intel を意識して選んだタイミングと言える。
なぜなら、Intel 主催の開発者向けイベント『Intel Developer Forum』(3月7日-9日) の開催前日というタイミングだったからだ。AMD はこのところ、市場シェアが急伸するとともに、消費電力あたりの性能を示すベンチマークでも Intel に対して優位な結果を出し、勢いづいている。 AMD のサーバーおよびワークステーション マーケティング担当ディレクタ Pat Patla 氏は、取材に対して次のように語った。「これ (新モデル) は、わが社がまた性能を向上させたというだけでなく、すでに出荷が始まっている。ライバル社のように数か月後に出荷を予定している製品の話ではない。わが社は消費電力あたりの最高性能を得ており、今後もそのリードを保っていくつもりだ」 これは、当初2005年後半の予定だったが未だ出荷に至っていない Intel 製プロセッサ『Itanium』のデュアルコア版 (コード名『Montecito』) を意識した発言だ。とは言うものの、AMD が今回発表した新モデルは、メジャーアップグレードではない。 調査会社 Insight64のアナリスト Nathan Brookwood 氏は、次のように指摘している。「AMD は約4%の性能向上を言っているに過ぎず、その程度なら大して多くのユーザーに興味を持たせることはできないだろう。役に立つ点も少しあるが、新機能はない。たとえば仮想化技術だが、(AMD 製プロセッサ従来版と比べて) 全く向上していない」 新モデルのうち、『Opteron Model 285』は最大2プロセッサ/4コア構成のワークステーションおよびサーバー用、『Opteron Model 885』は8プロセッサ/16コア構成のエンタープライズクラスサーバー用だ。両モデルはすでに出荷を開始しており、1000個ロット時の単価は、Model 285 が1051ドル、Model 885 が2149ドルとなっている。もう1つのモデル『Opteron Model 185』は、1プロセッサ/2コア構成のサーバーおよびワークステーション用で、30日以内に出荷開始の予定だ。 AMD の Patla 氏は、サーバー市場にはこれら新モデルに対する強い関心があると述べた。そして、顧客からのフィードバックを見ると、AMD 製プロセッサを搭載したサーバープラットフォームは2006年末までに倍増する見込みだと言い、次のように語っている。「顧客名は公表できないが、倍増するのは間違いないと思う。そのことは、わが社のプロセッサを使うハードウェアや企業が増えることを意味する」 関連記事 最新トップニュース
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