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AOL、サードパーティに『AIM』を一部「解放」America Online (AOL) のインスタントメッセージ (IM) サービス『AOL Instant Messenger』(AIM) 用に独自のクライアントやプラグインを作成したい、そんな考えを持つ開発者を、AOL がサポートするようになった。ただし、複数のプロトコルに対応したマルチプラットフォームの IM クライアント内で使うものは作成できない。そうしたマルチプラットフォーム IM クライアントについては、今回公開した SDK の利用目的として認めていないからだ。
AOL は6日、『Open AIM』プロジェクトを開始し、サードパーティにソフトウェア開発キット (SDK) を開発者向けサイトで公開した。これを使うと、開発者やオンラインコミュニティや Web サイトが、AIM 用に独自のプラグインやクライアントアプリケーションを作成できる。 AIM 部門プロダクト管理担当ディレクタ Jamie Odell 氏によると、Open AIM プロジェクトは3つのパートからなるという。それは、「独自の AIM クライアント作成や、自社プログラムへの AIM 機能追加ができる SDK」「AIM の機能を拡張できるプラグイン」「プレゼンス情報を Web 上どこにでも表示できる Web サービスコンポーネント」だ。 AIM 部門の主任アーキテクト Justin Uberti 氏は、Open AIM プロジェクトについて、開発者コミュニティが AIM の「ネットワーク」「テキスト」「SMS」「音声」「ビデオ」機能を利用できるようにするもの、と説明している。サードパーティのアプリケーションで、既存 AIM ユーザーのスクリーンネームやバディリストを使うこと、および AIM の SSL やデジタル証明書を用いた安全なメッセージのやりとりを行なうことが可能になるという。 この Open AIM プロジェクトで AOL がとりわけ強く引きつけたいと考えているのは、オープンソース開発者だ。同社が今回公開した SDK 自体はオープンソースではない。Odell 氏はオープンソース化について社内で「少し検討」したことがあったと認めたが、今のところオープンソース化計画はない。 一方、オープンソース開発者は、自分のアプリケーションに AIM 機能を組み込むことができる。ただし、前述したように、この SDK はマルチプラットフォーム IM クライアントには使えないという、重大な条件がある。したがって、SourceForge.net のプロジェクト リポジトリ上で最も人気の高いオープンソースプロジェクトの1つ『Gaim』には使うことができない。なぜなら、Gaim は、複数のプロトコルに対応したマルチプラットフォームの IM クライアントだからだ。なお、Gaim プロジェクトの中心開発者は、AOL のライバル Google の従業員でもある。 Odell 氏は、継のように述べている。「わが社は現在、複数のプロトコルに対応したマルチプラットフォームの IM クライアントについて、制約を設けている。AIM ネットワークに接続する IM クライアントを作成したら、それは他の IM ネットワークと接続できない」
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