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Red Hat、企業向け Linux『RHEL 4』の最新アップデートをリリースLinux 大手の Red Hat が、主力 OS 製品『Red Hat Enterprise Linux 4』(RHEL 4) の最新アップデート『RHEL 4 Update 3』をリリースした。
最新アップデートは、多数の機能強化を盛り込んでいる。たとえばセキュリティ面では、バッファオーバーフローの危険性を軽減する保護技術『ExecShield』や、セキュリティ強化版 Linux カーネル『Security Enhanced Linux』(SELinux) のポリシーパッケージなどを更新した。SELinux の実装は、RHEL 4 における目玉機能の1つで、これは米国家安全保障局 (NSA) による公開コラボレーションの成果でもある。 SELinux は、アクセス制御の厳密化により、特権昇格などユーザー権限制御の甘さを突く攻撃手段に対する防御を支援する。 また最新アップデートでは、ネットワーク技術評価のため、OpenIB Alliance のスタックによる『InfiniBand』対応を盛り込んだ。OpenIB Alliance は、InfiniBand 技術の実装促進を目的として、2004年に発足した団体だ。 OpenIB スタックの実装は、あくまでも技術評価のためで、実際の業務に利用したとしても、サポートは受けられない。Red Hat は OpenIB スタックが未だ完全なものではないとしつつも、機能拡張に関する文書 (RHEA-2006:0136-5) の中で、次のように記している。「OpenIB 参加メンバーによって、上位層プロトコルの実装が進んでおり、OpenIB による InfiniBand ネットワーク/クラスタ スタックの完全対応版リリースが予定に入っている」 ほかの技術評価のための新機能としては、実行プロセスの監視/制御技術『frysk』も最新アップデートで試すことができる。 同技術に関する Red Hat の説明文書 (RHEA-2006:0130-10) には、次のような説明がある。「frysk は Java や C++ を用いて実装した実行解析技術で、開発者やシステム管理者は、運用中のマルチホスト/マルチプロセス/マルチスレッドシステムの検査と分析が可能になる」 次にマルチ CPU システム対応だが、『EM64T』および『AMD64』プラットフォームにおいて、最大64基までの論理 CPU 数構成に対応した。また『IA-64』および『PowerPC』プラットフォームでは、さらに多くの論理 CPU 数構成に対応しているが、こちらは技術評価のための実装だ。 通常のアップデートと同じく、RHEL 4 Update 3 でもドライバの更新や追加を多数行なっている。その中には、様々な『Serial ATA』(SATA) や『iSCSI』接続ストレージ用ドライバの更新や追加も入っている。 関連記事 最新トップニュース
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