Novell、Linux デスクトップ製品の名前を次版で変更Novell (NASDAQ:NOVL) は9日、今夏発売予定の Linux デスクトップ製品新版を発表した。同社によると、製品名をこれまでの『Novell Linux Desktop』から『SUSE Linux Enterprise Desktop』に変更するという。
新版は、平均的な水準のデスクワーク従事者をターゲットにしたもので、多数の拡張を施し、使いやすさを高めたという。 Novell の Linux およびオープンソース マーケティング担当ディレクタ Greg Mancusi-Ungaro 氏は取材に対し、「われわれは、Linux 関連製品のブランドを『SUSE Linux』に一本化すると決め、それを実行に移している」と述べた。 今回 Linux デスクトップ製品から Novell の名前を外したのは、おそらく Linux 製品に関する同社の命名方法に、多少混乱があったことが理由の1つになっているのだろう。 「製品ラインアップ全体の整合性に、疑問を抱く人々もいた」と Mancusi-Ungaro 氏は認めた。 SUSE Linux Enterprise Desktop は、2004年に発売した Novell Linux Desktop の後継となる製品で、Novell が最近発表した、『X Window System』用のグラフィック コンポーネント『Xgl』を実装する。 Xgl による拡張機能には、アニメーション GUI など、使い勝手の向上に繋がる機能がある。この使いやすさこそ、今回 Novell が力を入れている点だ。同社は『Better Desktop』プロジェクトを後援しており、同プロジェクトで様々な状況の操作事例を集め、どうすればユーザーが混乱しないか分析し、情報を公開している。 SUSE Linux Enterprise Desktop では、オープンソース オフィス生産性スイート最新版『OpenOffice.org (OOo) 2.0』に対する独自拡張もセールスポイントの1つだ。 「職場で Linux を採用する際、障害になる点の1つは、(Microsoft 製品で作成した) スプレッドシートのマクロを実行できないことだ」と Mancusi-Ungaro 氏は述べる。 そのため Novell は、OOo 向けのリアルタイム マクロ インタープリタを作成した。これは、Microsoft の表計算ソフトウェア『Excel』で最もよく使われるマクロを読み込んで実行できるものだ。 Novell は、このマクロ対応強化技術をオープンソースコミュニティに提供済みだが、それでもいち早く提供できるという点で、多少とはいえ同社に優位性をもたらす。 SUSE Linux Enterprise Desktop は、今夏に発売予定だが、価格についてはまだ明らかになっていない。現行の Novell Linux Desktop のライセンス価格は、1ユーザーにつき年額50ドルだ。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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