10ギガビット イーサネット市場に、新興会社の NetXen が参入新興ネットワーク ソリューション会社 NetXen は27日、10ギガビット イーサネット (10GbE) に対応したネットワーク コントローラを発表した。
同社の設立は2002年で、これまでの製品開発期間中、特に発表を行なわず、目を引くことはなかった。しかしその一方で、IBM や Hewlett-Packard (HP) など優良顧客を獲得している。 NetXen は基本的に、ネットワーク用半導体製品の設計会社で、単体もしくは基板に組み込んだ半導体製品を、OEM 供給元として顧客企業に提供する業態をとっている。そして顧客企業は、自社製品に NetXen の製品を組み込んで製品化する。 NetXen の製品『Intelligent NIC』は、10ギガビット イーサネット (10GbE) およびギガビット イーサネット (GbE) の両インターフェースを備えたネットワーク コントローラと、そのコントローラを用いたネットワーク インターフェース カードからなる。GbE とは、伝送速度1Gbps を実現するイーサネット規格で、10GbE とは、文字通り10Gbps のイーサネット規格だ。発表によれば、HP および IBM が現在開発中の製品に、Intelligent NIC を採用する予定という。NetXen は 10GbE/GbE コントローラについて、バス インターフェースとして『PCI Express』に対応し、デュアルポート 10GbE 構成が可能な業界初のソリューションと述べた。 技術分析コンサルティング会社 Linley Group のアナリスト Bob Wheeler 氏は、取材に応えて次のように述べた。「NetXen は、ちょうど良いタイミングで 10GbE 市場に参入した。同市場はようやく産声を上げたばかりだ。ただ1点気になるのは、10GbE への移行がどれくらい急速に進むかということだ。なぜなら、大半のベンダーは現在、1Gbps のバックプレーンを使用しているからだ」 IBM の場合、I/O 帯域が大きい高性能ブレードサーバーシャーシ『BladeCenter H』に、NetXen のソリューションを採用する計画だ。 ネットワークの広帯域化に対する需要は、データ量の多いデジタル映像によるものだけではない。しかし、それが大きな牽引役ということも確かだ。たとえば、Intel は IP テレビの契約数が、2010年には5000万件に達すると見込んでいる。ほかにも通信分野では、Skype の VoIP クライアントが、億単位のダウンロード数を数えている。NetXen のマーケティング担当上級ディレクタ Vikram Karvat 氏は取材に対し、「コンテンツは、利用可能な帯域いっぱいまで拡大しつつある」と語った。 NetXen は製品名を Intelligent (インテリジェントな) NIC とすることで、特長を強調している。他社製品では、ソフトウェアとファームウェアが固定なのに対し、同社製品はソフトウェアとファームウェアをそれぞれ更新できるという。 Karvat 氏は、次のように述べた。「われわれは、追加機能を提供する。したがって、(ニーズに合わせて) システムを拡張し、適応させることができる。(Intelligent NIC によって) 今後のデータセンター需要に対応し得るインテリジェンスと柔軟性が手に入る。現状では、(新たな機能性を追加するため) IT 責任者はハードウェアを完全に取り替えなければならない。しかし、ファームウェアを更新できれば、投資を追加することなく、変化する業務ニーズに対応できる」 最新トップニュース
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