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2006年4月4日 13:00

Linux と仮想化技術は理想の組み合わせ?

Linux も仮想化技術も、少ない投資で大きな効果を得ようとするものだ。したがって、Linux に仮想化技術を組み入れることは、ますます多くのユーザーにとって、きわめて理に適ったものになりつつある。

ボストンで開催中の『LinuxWorld Conference & Expo』(4月3日-6日) では、何社もの仮想化技術ベンダーが出展し、XenSourceVMwareVirtual Iron Software それに OpenVZ などが、それぞれの製品や構想を大々的に宣伝している。

Linux への仮想化技術組み入れに対する関心を高めているものの1つが、XenSource の Xen プロジェクトだ。同社は昨年12月、オープンソース インフラ仮想化ソフトウェアの最新版『Xen 3.0』をリリースした。

Xen 3.0 は、すでに Novell の企業向け Linux ディストリビューション『SUSE Linux Enterprise Server』、および Red Hat の『Fedora Core 5』に搭載されている。また、Red Hat の『Red Hat Enterprise Linux 5』にも搭載される予定だ。

XenSource は、Xen 3.0 のリリースと同時に、商用製品『XenOptimizer』も発表した。ただこの XenOptimizer は、Xen 3.0 の管理ツールになるはずだったが、結局、製品として市場に出ることはなかった。

同社 CTO (最高技術責任者) の Simon Crosby 氏は、取材に対し、「XenOptimizer は基本的に棚上げになった」と述べている。

その代わりとして XenSource は『XenEnterprise』を発表した。XenEnterprise は、Xen ベースの仮想インフラの配備とプロビジョニングおよび管理を容易に行なえるツールの企業向け商用パッケージだ。Crosby 氏によると、XenEnterprise の中核機能の一部は、XenOptimizer で計画していたものと同じだという。

Xen がらみの製品に力を入れているのは Linux ディストリビュータだけではない。

仮想化技術開発会社 Virtual Iron は3日、自社の高度な仮想化技術およびポリシーベースの管理機能を Xen ハイパーバイザと組み合わせた『Virtual Iron Version 3』を発表した。それだけでなく、オープンソース版『Open Virtual Iron for Xen / Community Edition』もリリースし、オープンソースライセンス GNU 一般公的使用許諾契約 (GPL) の下で無償で提供する。

この新バージョンには、先の Community Edition のほかに、『Virtual Iron 3 for Xen / Professional Edition』と『Virtual Iron 3 for Xen / Enterprise Edition』があり、より多くの拡張機能や企業向けサポート機能を提供する。

一方、仮想化技術市場最大手の VMware も、Xen 陣営による市場シェア拡大の動きを黙って見ているわけではない。同社は3日、自社のバーチャルマシンについて、環境の定義およびフォーマットを規定した仕様『Virtual Machine Disk Format』(VMDK) を公開すると発表した。

同フォーマット仕様は、オープンソース ライセンス下ではないが、ライセンス料なしで提供するという。

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