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2006年4月6日 13:10

Apple、Intel プロセッサ搭載『Mac』で『Windows』の運用を実現

著者Ed Sutherlandオリジナル版を読む海外海外発
Apple Computer (NASDAQ:AAPL) は5日、Intel 製プロセッサを搭載した『Macintosh』(Mac) に、Microsoft 製 OS『Windows XP』をインストールできるソフトウェア『Boot Camp』のベータ版を公開した。

Boot Camp を用いて Windows XP をインストールした後、『Mac OS X』と Windows XP のどちらで起動するか選択できるようになる。

Apple の CEO (最高経営責任者) Steve Jobs 氏は、Intel プロセッサ搭載『Mac mini』発表の際、Mac 製品ラインの半分が Intel プロセッサに移行したと述べている。Intel プロセッサへの切り換えは今年1月に始まったが、Jobs 氏は年内に全製品が Intel プロセッサ搭載モデルになると見込んでいる。

Windows と Mac OS X のデュアルブート機能は、Apple の次期 OS『Mac OS X 10.5』で正式に実装する予定だ。同社は今回 Boot Camp ベータ版を、期間限定の評価用として公開した。

Apple は、自社 OS と Microsoft 製 OS の両方に対応することにより、Windows ユーザーを納得させることにつながると期待している。

Apple の国際製品マーケティング担当副社長 Philip Schiller 氏は声明の中で、「Boot Camp は、乗り換えを検討している Windows ユーザーにとって、Mac をよりいっそう魅力的なものにすると思う」と述べた。

同氏は、次のようにも述べている。「Windows の販売やサポートを行なう点について、当社には意向も計画もないが、多くの顧客が、Apple の高品質なハードウェア上で Windows を運用することに関心を示していた」

実際、ハッカー (悪い意味ではなく) コミュニティでは、Intel プロセッサ搭載 Mac の登場後、かなり早い時期から非公式の Windows/Mac OS デュアルブート方法について開発が始まり、一定の成果が出ていた。

現在 Microsoft の OS は、市場シェアはもちろん、企業での利用に関しても、Apple を大きく引き離している。コンサルティング会社 Enderle Group の社長兼主席アナリスト Rob Enderle 氏によると、Boot Camp は「Apple が中小企業市場に大きく食い込み、企業向け市場で再度勢いをつける元手になる可能性がある」という。

Enderle 氏は取材に対し、次のように述べた。「これは大規模な市場テストだと思う。大成功すれば、先端技術に重きを置く会社から、在来のパソコンメーカーにより近い会社という具合に、Apple の再定義に繋がる可能性がある」と述べた。

この日株式市場は、Apple 自身が Windows のインストール方法を公開したことについて、ハードウェア販売増に繋がると好感し、同社の株価は、前日終値から10%近く値を上げた。

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