ARM は、2006年4月6日、カリフォルニア州サンノゼで開催されている Embedded Systems Conference Silicon Valley で、「RealView Development Suite バージョン3.0」を発表した。
これにより ARM は、組込みシステム設計者からの要望が高い SoC 機能向けに最適化された、真のハードウェア/ソフトウェア共同開発のための、統合されたエンドツーエンドのツールチェーンを確立したとしている。
「RealView Development Suite バージョン3.0」は、EEMBC スコアで10%以上の改善を実現する強化されたコンパイラ最適化エンジン、マルチコア DSP 認識を搭載したデバッグエンジン、Linux の高性能コンパイル、GNU ツールとの相互運用性などの特徴を備える。
RealView Development Suite 3.0 の主要目的は、ハードウェア/ソフトウェアの共同開発を通じ、組込みシステム設計者およびハードウェア設計者の市場投入までの期間を短縮することにあるとされる。
このため、RealView Development Suite 3.0 の新機能は、ESL ツールの RealView CREATE ファミリによって作られるエレクトリックシステムレベル(ESL)のシミュレーションモデルとの完全な相互運用性がある。
RealView Development Suite 3.0 には、多数の ARM およびサードパーティの技術サポートが統合されている。ARM11 MPCore マルチプロセッサを含むすべての ARM プロセッサに加え、ARM Cortex-M3 および Cortex-A8 プロセッサだけでなく、今後の Cortex ファミリのプロセッサもサポートする、最初の開発ツールチェーンとなっている。