凸版印刷、ワイズ・ラブ、サトーの3社は、2006年4月6日、最新の UHF 帯 IC タグ国際規格「EPCglobal Class-1 Generation-2」(C1G2 規格)準拠の IC タグを利用した織物生地反物管理システムを開発し、植山織物株式会社で2006年4月から運用を開始したことを発表した。
凸版印刷は、C1G2 規格 IC タグの開発、IC タグ周辺システムの開発・提供、リーダーライターの提供を担当。ワイズ・ラブは反物管理システムの全体構築、サトーは C1G2 規格 IC タグラベルプリンターの開発と提供を担当している。
このシステムは、反物検反工程で UHF 帯 IC タグラベルを発行、反物に貼り付けて検反工場出荷から物流倉庫の入荷、出荷、棚卸までをコンピュータで一元管理する。UHF 帯 IC タグの導入によって、入出荷の際にパレットに積載した数十本の反物を、ゲートに設置されたリーダーで、通常の積載状態のまま、一括読み取りできる。
C1G2 規格に準拠した IC タグによる商用運用は、これが国内で初の事例となる。また、反物貼付ラベルの発行時には、ラベルへの目視情報のプリントと IC へのデータ書き込みを同時に行うため、データマッチングの信頼性は高い。
なお、C1G2 規格に準拠した国内市場用ラベルプリンターも今回初めて開発されたもの。
今後、植山織物は、自社倉庫での反物管理(常時約5万本)から運用を開始し、順次拡大を図る。凸版印刷とサトーは、これまで培ったノウハウを活かし、C1G2 規格に準拠した UHF 帯 IC タグシステムを提供していく。ワイズ・ラブは、全国各地に存在する織物産地へ UHF 帯 IC タグを活用した反物管理システムの導入を目指す。