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IBM、ハードウェアセキュリティ技術『SecureBlue』を発表IBM (NYSE:IBM) は10日、通常データセンターなどでしか目にすることのないメインフレーム由来のセキュリティを、パソコン/携帯電話/PDA などのデジタル機器で実現する技術『SecureBlue』について発表した。
発表では、SecureBlue の詳細な内容まで触れていないが、マイクロプロセッサに組み込み可能な、ハードウェアベースのセキュリティアーキテクチャだと IBM は説明している。 IBM による SecureBlue の製品化予定だが、その時期については不明だ。同社研究部門 IBM Research によれば、家電/医療機器/政府関連/デジタルメディア業界といった分野の製品に SecureBlue を統合するため、提携企業と協力する予定という。 IBM Research のセキュリティおよびプライバシー担当マネージャ Charles Palmer 氏は、次のように述べた。「データセンターおよびセキュアネットワークにおいて、セキュリティは最優先事項だ。しかしそれだけでは、半分の側面を見ているに過ぎない。本当に安全なシステムにするには、包括的に、つまりデータセンターからエンドユーザーに至るまで、幅広くセキュリティを施さなくてはならない。SecureBlue は、家電/医療/政府および防衛関係/デジタルメディアといった業界で、セキュリティの『認定証』となる可能性を秘めている」 SecureBlue は、ハードウェアベースの手法を使うことで、データの暗号化と復号を高頻度で行なう能力を、デジタル機器に与える。これは一般的に、処理能力に余裕のあるデータセンターで行なう処理だ。 企業向けセキュリティソフトウェアを手がける PGP は、IBM がセキュリティに注力することを歓迎しながらも、短期的に企業レベルで採用が進むかという点については、懐疑的な見解を示した。 PGP のマーケティング担当副社長 Andrew Krcik 氏は、取材に対し次のように述べた。「今回の発表は、IBM のような大企業が暗号化にどれほど真剣かを、市場に知らしめる良いメッセージだ。他の大手半導体メーカーも、同様の取り組みを行なっているとの噂を耳にしている」 Krcik 氏は、ハードウェアベースのセキュリティが持つ理論上の利点を2つ挙げた。それは、高速処理を実現する点と、ハードウェア化した暗号化処理が、ソフトウェアソリューションによる暗号化よりも改ざんに強い点だ。 ただ同氏によると、企業顧客がセキュリティに求めているのは、技術革新ではなく、簡単に安全性を確保できる方法だという。
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