HP、『Itanium』搭載サーバー『Integrity』が米国外で好調Intel (NASDAQ:INTC) のプロセッサ『Itanium』は、デュアルコア版 (コード名『Montecito』) の度重なるリリース延期などもあり、必ずしも評判が良くない。しかし、そうした「悪評」を軽減する方法が1つある。それは、話題を変えることだ。
Hewlett-Packard (HP) の副社長兼ビジネスクリティカルサーバー担当ゼネラルマネージャ Rich Marcello 氏は13日、記者たちとの電話会見で、(プロセッサ問題に触れることを避け) Itanium を搭載した自社のサーバー『Integrity』の素晴らしさを力説し、次のように述べた。 「Integrity は、総合的なシステム、ソフトウェア、バーティカル (オペレーティングシステム) など、あらゆるものを包んだブランドだ。単にプロセッサ (のみに依存するもの) ではない。このことを顕著に示す非常に良い実例がある」 Marcello 氏は、HP (NYSE:HPQ) の Integrity について、いわゆる「BRIC」諸国(ブラジル、ロシア、インド、中国)における販売が好調だと述べ、最近17件の新規顧客を獲得したことを強調した。 同氏は、これら17件の新規顧客獲得が、米国外における最近の Integrity 販路拡大のごく一部に過ぎないと言い、次のように語った。「わが社は米国外において大規模な戦略を進めており、それが非常に良い結果を生みつつある」 HP の2006年第1四半期の売上の65%は、米国以外からのもので、中でも BRIC 諸国における売上が好調だったという。 「世界各地で研究開発 (R&D) 投資を行なっている企業はそれほど多くないが、わが社はその1つだ」と Marcello 氏は語った。 Itanium のデュアルコア版 Montecito は、当初2005年にリリースの予定だった。しかし、Intel は2006年第2四半期に延期し、その後さらに2006年夏へと先送りした。 現在の予定どおり今年夏にリリースされれば、HP は Montecito ベースの Integrity システムを9月までに提供する予定だ、と Marcello 氏は述べた。 なお HP は先月、とりあえず Montecito 対応チップセット『sx2000』を搭載したミッドレンジおよびハイエンドの Integrity サーバーの出荷を開始している。 これら Integrity のユーザーは、Montecito がリリースされたら、同プロセッサにアップグレードできる。または、現行のサーバー環境に Montecito 搭載 Integrity (今秋リリース予定) を追加して併用することも可能だ。 Marcello 氏は、Integrity の特長の1つとして、仮想化技術を利用したサーバーの統合が可能なこと、および『Windows』『Linux』『HP-UX』という3つの OS を実行できる点を挙げた。 関連記事 関連テーマ 最新トップニュース
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