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2006年4月14日 14:00

Sun、『Java Studio Enterprise』の主要部をオープンソース化

著者Andy Patrizioオリジナル版を読む海外海外発
Sun Microsystems (NASDAQ:SUNW) が、同社製品のオープンソース化を拡大している。Sun は11日、開発環境『Sun Java Studio Enterprise』の主要機能要素を、NetBeans.org のプロジェクトとしてオープンソース化し、無償提供すると発表した。NetBeans.org は、ソフトウェア開発環境をオープンソース化するため、Sun が立ち上げた取り組みだ。

Sun はオープンソース化した Java Studio Enterprise の主要部分を、『NetBeans Enterprise Pack』としてリリースする。NetBeans Enterprise Pack は、統合開発環境『NetBeans IDE 5.5』と組み合わせて機能し、高度な抽象化によって、複雑なアプリケーションの構築や実装作業の負担を軽減できる。NetBeans Enterprise Pack の内容は、モデリング言語仕様『UML』に基づく企業向けアプリケーションのモデル構築およびリバースエンジニアリングツールのほか、複雑な『XML』ファイルの管理を容易にし、サードパーティによる拡張も可能な視覚化編集ツールや、最先端のサービス指向アーキテクチャ (SOA) ツールとなっている。この SOA ツールは、Sun が SeeBeyond の買収によって獲得した技術と専門知識を活用したものだ。

Sun の開発者ツール マーケティング担当ディレクタ Dan Roberts 氏は、同社ツールのオープンソース化プロセスについて、知的財産の問題を検討するため、十分に時間をかけなければならないと述べた。アプリケーションは、大規模化と複雑化が進んでおり、同社が NetBeans Enterprise Pack をリリースするには、徹底的にコードを調べなければならない。なお Sun は、開発者ネットワーク『Sun Developer Network』会員向けに、Java Studio Enterprise を無償提供している。

Sun は数年前から、NetBeans プロジェクトの下でソースコードを公開しており、今回の動きも同社のオープンソース化戦略の一環だという。Roberts 氏は取材に対し、次のように語った。「当社は、オープンソースの正しさを確信している。そして、オープンソース製品利用者の大規模なコミュニティを築く意義についても確信を持っている。当社が提供するあらゆる技術について、完全かつ容易に利用できることを開発者に保証しようとしているのは、そのためだ」

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