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2006年5月10日 12:30

スパイウェアに感染したコンシューマ PC は87%〜Webroot が現状報告

Webroot Software は、2006年5月9日、同社が四半期ごとに発行するスパイウェアの現状についての報告書「State of Spyware」の中で、コンシューマ PC のスパイウェア感染率が、2005年第1四半期以来最高の値を示していることを報告した。

これは、アドウェアが急激に拡大し、悪質なトロイの木馬やシステムモニタも増加したことが原因という。

報告書は、2006年第1四半期にスパイウェアに感染したコンシューマ PC は全体の87%に達し、2005年第4四半期の72%から15%増加していると伝える。感染 PC 1台あたりの平均スパイウェア数は29.5個となり、前四半期の24.9個から18%増加。

トロイの木馬への感染率も前四半期の24%から29%に上昇している状況だ。最も感染数の多かったトロイの木馬「Trojan-Downloader-Zlob」の感染総数は、この四半期中に倍増しているという。

最も憂慮すべき問題は、アドウェアの急増であると報告書は述べる。最近では、違法アドウェアの販売を阻止するための訴訟や規制が進んでいるにも関わらず、PC のアドウェア感染率は2005年第4四半期の45%から59%に増加している。

Webroot 米国本社の CEO である David Moll 氏は、「訴訟の提起や規制の整備などの業界の努力をよそに、アドウェアが急増しているという事実は、アドウェアベンダーが新たな流通経路と感染手段を見つけた証拠だと考えるべき」と述べている。

企業における PC 1台あたりの平均スパイウェア数は、これまでと変わらず21.5個。トロイの木馬の数にも増減が無いことから、対策を行っている企業が多いと報告書は予想している。

しかし、スパイウェアの開発者はその開発サイクルを加速し、こういった従来の保護対策だけでは対応できないスパイウェアを作成しており、さらなるスパイウェア対策の強化が必要であるとしている。

Webroot は、四半期ごとの「State of Spyware」レポートで、スパイウェアがコンシューマおよび企業に与える影響を詳しく検討・分析している。

分析に用いるデータは、Webroot の本社 Web サイトで無償提供されているスパイウェア検索ツール「スパイオーディット」の検索結果と、ロボットによる自動スパイウェア検出システム「フィリアス」(Phileas)から得たもの。

レポートの全文は英文で配布されており、こちらからダウンロードできる。

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