『FreeBSD 6.1』公開、主眼は安定性強化FreeBSD Project は8日、オープンソース『UNIX』系 OS『FreeBSD』の最新リリース 6.1 を公開した。
オープンソースの『UNIX』系 OS (あるいは UNIX 風 OS) といえば、すぐに思いつくのは、おそらく『Linux』だろう。UNIX 系 OS の系譜には2つの流れがあり、厳密な議論は避けるが、Linux は直接的な繋がりこそないものの、『System III/V』(AT&T UNIX) グループに属する。そしてもう一方の『BSD』グループに属するオープンソース UNIX 系 OS の1つが、FreeBSD だ。FreeBSD の血筋は、歴史的に見ればカリフォルニア州立大学バークレー校が開発した『BSD UNIX』まで辿ることができる。そのため、より血が濃い UNIX (BSD) 系 OS といえる。最初の FreeBSD は『4.3BSD Net/2』から派生したものだったが、リリース 2.0 から、AT&T UNIX ライセンスの影響を受けない『4.4BSD-Lite』を基に開発したものになった。 FreeBSD 6.1 では、新機能の追加や性能強化をいくつか行なったほか、多くのバグを修正した。その結果として、全体的な安定性向上を図っている。 FreeBSD リリース担当エンジニアの Scott Long 氏によれば、リリース 6.1 は、主に安定性を念頭に置いたものという。 Long 氏は取材に対し、次のように語った。「新しいドライバをいくつか追加した。これは新しいハードウェアと FreeBSD の繋がりを保つうえで、きわめて重要だ。しかし、6.1 開発の大部分では、安定性を高め、6.0 で見つかった粗い部分に磨きをかけることに力を入れた」 新機能としては、ブート時の特別なオプションがなくとも、『PS/2』キーボードと『USB』キーボードの共存が可能な、キーボード多重化が加わった。また、『Bluetooth』機器の自動構成や、動作中の『Wi-Fi』アクセスポイントに対する自動対応も加わっている。 FreeBSD 6.2 も、今回と同様に安定性を重視した版となる見通しだ。Long 氏によれば、6.2 の公開は早くても7月末から8月頃の予定という。 「ファイルシステムの利用制限やスナップショットに関して、以前からあるいくつかの問題を修正するため、作業が進行中だ。これは多くのテストと検証が必要なため、あわてて 6.1 に組み込みたくなかった」と Long 氏は語った。 関連記事 最新トップニュース
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