Webテクノロジー 2006年5月11日 13:50

Microsoft、『Windows Live Messenger』の公開ベータ版をリリース

著者: Andy Patrizio  オリジナル版を読む
2006年5月11日 13:50 付の記事
■海外internet.com発の記事

Microsoft (NASDAQ:MSFT) は9日、次世代 IM ソフトウェア『Windows Live Messenger』の公開ベータ版をリリースした。新しいコミュニケーション機能が数多く加わっている。

一部のユーザーを対象にした Live Messenger の限定ベータテストは、昨年12月から始まっていた。今回 Microsoft がリリースしたのは、一般ユーザーが利用できる初めてのベータ版だ。同社の『Windows Live Ideas』サイトからダウンロードできる。

Live Messenger が備える目玉機能の1つは、インターネット電話対応だ。Live Messenger では『Windows Live Call』機能を使い、インターネット経由で市内/市外/国際電話をかけられる。現在通話機能は、米国、イギリス、ドイツ、フランス、スペインで利用可能だが、来週以降、オーストリア、ベルギー、フィンランド、アイルランド、イタリア、オランダでも利用できるようになる。この通話サービスは、Verizon Communications との提携で実現している。

また電器製品大手の Royal Philips Electronics と通信機器メーカーのユニデンが、固定電話と Windows Live Messenger を介したインターネット電話の両方に使えるコードレス電話機を発売する。MSN の製品マネージャ Karin Muskopf 氏によると、ユニデンの電話機は Best Buy 経由で販売するという。

ほかにも機能追加や機能改善を盛り込んでいる。たとえば新機能の1つ『Sharing Folders (共有フォルダ)』機能は、Microsoft Research の『Nocturnal』プロジェクトで開発した技術だ。

Live Messenger では、ファイルをドラッグ&ドロップするだけで、連絡先リスト内の任意の相手とそのファイルを共有できる。Muskopf 氏によると、こうしたファイル共有機能やインターネット電話機能を備えていることから、Live Messenger は、ダイヤルアップ環境向けではなく、完全にブロードバンド環境向けだという。

さらに Live Messenger は、『Windows Live Contacts』機能による個人情報の統合管理機能も備えている。これは、Plaxo のオンライン連絡先管理サービスと同様に、複数のアプリケーションで共用可能な連絡先リストとして機能し、常に相手の情報を最新の内容に保つことができる。共用連絡先リストは、Live Messenger のほか、『Windows Live Mail』や『MSN Spaces』でも利用できる。またオフラインの相手に IM メッセージを送信することも可能になった。オフライン中に受信したメッセージは、再びログインした際に受け取ることができる。

さらに Live Messenger は、ユーザーインターフェースを刷新した。Muskopf 氏によると、製品間の統合と、ユーザーインターフェースの洗練を顧客は望んでいたという。「Live Messenger は、顧客が望む情報に対するアクセスを容易にする。こうした機能を求めていたとの声が、顧客から届いている」と Muskopf 氏は述べた。

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