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『SUSE Linux 10.1』の正式版、Novell が公開Novell は11日、『SUSE Linux 10.1』の正式版を公開した。オープンソースコミュニティ『openSUSE』の Web サイトから無償ダウンロードできる。
SUSE Linux の開発者 Andreas Jaeger 氏は3月、openSUSE のメーリングリストで「SUSE Linux 10.1 の品質強化」のためリリース予定を変更したと通知し、特に強化する部分として、仮想化機能およびパッケージ管理機能を挙げていた。 SUSE Linux 10.1 は、オープンソース ハイパーバイザの最新版『Xen 3.0』を同梱する。SUSE Linux と Xen の組み合わせはこれが初めてではなく、『SUSE LINUX Professional 9.3』以降、Xen を搭載するようになっている。 SUSE Linux 10.1 正式版は、パッケージ管理リゾルバライブラリ『libzypp』を加えて、パッケージ管理機能を強化した。libzypp は、Novell のパッケージ管理ツール『YaST』(Yet Another Setup Tool) と、同社傘下 Ximian のソフトウェア管理ライブラリ『libredcarpet』を統合したものだ。 Jaeger 氏のメーリングリスト通知によると、libzypp がユーザーにもたらす利点の1つは、「パッケージがインストールされた理由やソリューションが見つからない理由に関する情報がより多く」得られることだという。 SUSE Linux 10.1 正式版では、Novell のグラフィックス サブシステム『Xgl』(X over OpenGL) およびそれに付随するコンポジット/ウィンドウ マネージャ『Compiz』も同梱し、3D グラフィックス機能を強化した。そのため、3D グラフィックス アクセラレーション ハードウェアの性能をフルに活用できるようになっている。 セキュリティ面も、Linux 用セキュリティ アプリケーション『AppArmor』を入れることによって強化した。AppArmor は、きめ細かなレベルに分けてアプリケーションセキュリティを提供できるのが特徴だ。米国家安全保障局 (NSA) と Red Hat が後押しするセキュリティ強化版 Linux カーネル『SELinux』(Security Enhanced Linux) に真っ向から対抗する。 AppArmor は、Novell が昨年5月に買収した Immunix の技術を基に開発したもので、今年1月にオープンソース化している。 SUSE Linux 10.1 正式版のベースは、Linux カーネル 2.6.16 の最新版だ。そして、『OpenOffice.org』『Firefox』『GNOME』『KDE』など、主要オープンソースプロジェクトの最新アプリケーションを搭載している。 関連記事
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