Microsoft、本格的なサイト構築ツールの CTP 版公開Microsoft (NASDAQ:MSFT) の Web ページ編集ソフトウェア『FrontPage』は1996年の登場以来、生産性スイート『Office』に含まれているが、『2007 Microsoft Office』からその姿を消し、本格的な Web ページ編集を行なうには、単体ソフトウェアの『Expression Web Designer』が必要になる。
Microsoft は14日付けで、Expression Web Designer 初のコミュニティ向け技術評価版 (CTP) をリリースした。ただし15日午後 (太平洋標準時) から、「技術的な障害」によりダウンロードページにアクセスできなくなっている。状況を観測する限り、当初公開したファイルを差し換えている模様だ。 Microsoft は Expression Web Designer について、FrontPage の技術を一部引き継いでいるものの、全体としては新開発した製品で、新しい Web 標準のすべてに完全準拠するようになったという。 同社 Expression Web Designer 担当の製品マネージャ Wayne Smith 氏は、次のように述べた。「4、5年前なら適切だったかもしれないが、現在の標準としては適切でない方法で、人々が作業していることに気付いた。われわれは Web サイト構築について、一旦仕切り直してから、抜本的かつきれいな方法を提示したかった」 この仕切り直しは Microsoft にとって、同社内外の新しい技術に対応することを意味する。Smith 氏によると、Expression Web Designer は『CSS』(Cascading Style Sheets) 対応が格段に向上し、Web 開発者がどのバージョンの CSS を選んでも、視覚的に作業を行なえるという。 また Expression Web Designer は、『ASP.NET 2.0』のコントロールにも対応しており、それらをマウス操作で Web ページ上に配置し、望みのスタイルに設定できる。『XML』および『XHTML』対応もかなり改善したため、『RSS』フィード構築や、別ソースから XML でデータを取得し『XSLT』変換で整形するといった作業にも役立つ。 Web デザインの標準をサポートすることにより、Expression Web Designer で作成した Web ページは、『Internet Explorer』だけでなく、『Firefox』といったほかの Web ブラウザで閲覧しても、同じ見た目で表示できると Smith 氏は述べた。 Expression Web Designer には、バックエンドのデータベースと連携するための、接続性ツールも付属する。Microsoft 製データベースあるいは『OLE DB』対応データベースと Web ページ間の接続は、ASP.NET が支援する。また、不具合やアクセシビリティの問題、あるいはトラフィックなど、サイトに関するレポートを作成するツールも付属する。 Smith 氏によると、Office スイート内の FrontPage 後継ソフトウェアは、Web デザイン向けではないが、ドキュメント管理およびイントラネット機能を備える『Sharepoint Designer』だという。 関連記事 最新トップニュース
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