フリースケール、次世代 StarCore ベースのクワッドコア DSP を発表フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは、2006年5月17日、次世代 SC3400 StarCore 技術をベースとした第3世代のマルチコア DSP を発表した。
MSC8144 がターゲットとするワイヤレスアプリケーションは、ワイヤレス音声トランスコーディングおよび IP マルチメディアサブシステム(IMS)ゲートウェイ、ビデオマルチポイントカンファレンスユニット、3G 用ベースバンドカード、Super 3G および WiMAX 基地局、無線ネットワークコントローラ(RNC)のレイヤ2処理など。 それぞれが最大 1GHz で動作する4個の StarCore DSP コアを組み合わせており、4GHz のシングルコア DSP に匹敵する性能を実現する。 また、10.5M バイトという業界最大の組み込みメモリをシングルパッケージに統合しているため、チャネル当たりのコストとパワーを犠牲にすることなく外部メモリを不要としている。 MSC8144 DSP のベースとなっている「SC3400」DSP コアは、多段に拡張されたパイプラインによって、高速クロック動作の実現に加えて、新しい SIMD(Single Instruction Multiple Data)命令、正確な例外・分岐予測を実現している。 また SC3400 コアは、Viterbi やビデオアルゴリズム用に改善された専用命令をサポートし、旧世代の StarCore DSP と比較して、性能を倍増させている。各コアの周囲には、16Kバイトの命令キャッシュ、32Kバイトのデータキャッシュ、メモリ/タスク保護用の MMU(メモリ管理ユニット)が配置されている。 MSC8144 のインターフェイスは、マルチプロトコルをサポートする通信用 RISC エンジン(パケットプロセッサ)を備え、1x/4x Serial Rapid IO、Dual Ethernet controllers、UTOPIA などをサポートする。 MSC8144 は、1GHz と 800MHz のバージョンで783ピンの28×28mm FC-PBGA パッケージで供給される予定。一般向けのサンプル出荷は、2006年の第3四半期に開始される予定だ。1万個発注時の参考価格は、180ドルから。 関連記事 最新トップニュース
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