IBM は24日、『Tivoli Change and Configuration Management Database』(CCMDB) を発表した。IT サービス管理ソリューションの統合プラットフォームとして機能するソフトウェアだ。
この日 IBM は CCMDB とあわせて、3種類の『IBM Tivoli Process Manager』ソフトウェアを発表している。ストレージ機器の管理、IT 障害への対応、ソフトウェアの更新や修正プログラムの適用といった IT プロセスを、異なるプラットフォーム環境にまたがって自動化するものだ。
IBM Tivoli 部門開発担当副社長 Kristof Kloeckner 氏によると、IBM は CCMDB を、IT サービス管理アーキテクチャの中核として位置づけているという。
そうしたアーキテクチャの中で CCMDB は、「サーバー」「ストレージ機器」「ネットワーク」「ミドルウェア」「アプリケーション」「データ」など、社内の様々な部門に散在する IT リソースの情報を自動検出して、IT スタッフに提示する。
この情報は、IT スタッフにとって、各種 IT リソース間の関係および依存を把握するのに役立つ。
IT リソースに障害が発生した場合、IT スタッフは発生源のハードウェアやソフトウェアがどの機器やソフトウェアに影響を及ぼしうるか理解しやすくなるのだ。そして、CCMDB が提供するサービス管理指針に従って、迅速に障害を直すことができる。
なお CCMDB は、IBM Process Manager シリーズの3つの新製品と連動しており、それら3製品は、『IT Infrastructure Library』(ITIL) 内に設定された IT 管理基準に従って作動する。
Tivoli Process Manager シリーズの新製品だが、『Tivoli Availability Process Manager』は、システムの障害やパフォーマンス上の問題が事業に与える影響を、分かりやすい形でユーザーに知らせるとともに、障害発生時には可能な限り速やかに復旧できるよう支援する。
『Tivoli Release Process Manager』は、ソフトウェアのリリースとアップデート、およびパッチの適用プロセスを自動化し、全てのステップが正しい順序で行なわれるようにするものだ。
『Tivoli Storage Process Manager』は、ストレージ管理プロセスを速やかに展開できるよう、カスタマイズ可能なワークフローを提供する。そして、ストレージ環境がほかの IT インフラとどのような関係にあるかの情報を検出して、ユーザーに知らせる。
CCMDB および Process Manager 3製品は、6月30日にリリースの予定だ。価格は、リリース時に発表になる。