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「バッドウェア」にご用心コンピュータに『FunCade』『Jessica Simpson Screensaver』『UnSpyPC』または『Winfixer』が入っていたら、スパイされている可能性が高い。
これらソフトウェアは、いずれも最近『StopBadware.org』の「バッドウェア監視リスト」に新顔として掲載されている。 StopBadware.org は、ハーバード大学ロースクールの Berkman Center for Internet & Society とオックスフォード大学の Oxford Internet Institute (OII) が、消費者保護を目的に結成したスパイウェア対策組織 (非営利) だ。 StopBadware.org によると、「バッドウェア」とは、ユーザーのオンライン行動を追跡し、その情報をいかがわしいマーケティング業者に送るなどといった不正行為を行なう、悪質なソフトウェアを指す。 マーケティング業者はこれらデータを他者に販売したり、ポップアップ広告を仕掛けるために悪用したりする。これらデータを使って、被害者の ID を盗む、あるいは銀行口座から現金を引き出す行為に及ぶことさえ少なくない。 バッドウェアは現在、年間20億ドル規模の「業界」に膨れ、米国では5900万人のコンピュータに入り込んで不法な情報収集を行なっている、と StopBadware.org は見る。 StopBadware.org の「バッドウェア監視リスト」には現在、8つのバッドウェアが入っているが、その半数が冒頭に挙げた新顔だ。 それらバッドウェアに関する StopBadware.org のレポートによると、そのうち Jessica Simpson Screensaver は、「トロイの木馬」型ウイルスや、アドウェアやスパイウェアやダイヤルアップツールなど、十数個の悪質ソフトウェアを含んでいる。これら悪質ソフトウェアは、Web 検索をいかがわしい業者のサイトにリダイレクトする、スパイウェア対策ソフトウェアの阻止を試みる、Web ブラウザ『Internet Explorer』(IE) の設定を細工するなど、様々な悪さをするという。 2つめの FunCade は、「さまざまなゲーム満載」と謳って注意を引くとともに「スパイウェアなし」と油断させ、トロイの木馬をインストールするバッドウェアだ。比較ショッピングソフトウェア『BullsEye』および検索支援ソフトウェア『NaviSearch』(どちらも eXact Advertising 製) をインストールすることを条件に、無料でゲームを提供している。だが、BullsEye も NaviSearch もアドウェアやスパイウェアに他ならない。 3つめの UnSpyPC は、スパイウェア対策ツールと謳うが、実際は正規のソフトウェア (『VMware』『WinPatrol』『Windows Defender』など) をスパイウェアと識別してしまう。 WinFixer もまた、スパイウェア対策ソフトウェアを装うバッドウェアだ。「深刻なシステム脅威」が潜んでいると大袈裟な警告メッセージを発し、唯一の回避方法は WinFixer の有料版へのアップグレードだと騙すのみならず、ライセンス条件も提示しない。 StopBadware.org の分析によると、WinFixer の2005年版『WinFixer 2005』はルートキットらしきものをインストールするという。 ルートキットは、感染したコンピュータの情報の収集や転送、およびコンピュータを遠隔操作するために悪用されかねない。 関連記事
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