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2006年5月31日 14:00

『Firefox 2.0』第3アルファ版、フィッシング対策機能を追加

Mozilla Foundation が、次世代ブラウザ『Firefox 2.0』の第3アルファ版『Bon Echo Alpha 3』に、Google (NASDAQ:GOOG) の開発したフィッシング対策機能の組み込みを済ませ、ベータ版に進む新段階に入った。

Google が『Google Safe Browsing』(安全閲覧) と呼ぶこのフィッシング対策機能は、Firefox 2.0 の目玉機能の1つであり、第3アルファ版が必要になった理由の1つでもある。Google はこの機能を、『Mozilla Public License (MPL) 1.1』『GNU General Public License (GPL) 2.0』および『GNU Lesser General Public License』(LGPL) という3種類のライセンスのもとで提供中だ。

同機能は、Firefox 版ならびに『Internet Explorer』(IE) 版の『Google Toolbar』に入っている。

Google Safe Browsing は、既知のフィッシングサイト情報を更新するリストを使い、ユーザーの訪問するサイトの安全性をチェックする。このリストは定期的に更新されるもので、Web ブラウザ内で自動的にダウンロードすることも、Google がオンライン公開している悪質サイトのリストでチェックすることも可能だ。

IE の次期バージョン『Internet Explorer 7』も、同様のフィッシング対策機能を搭載する予定になっている。

Google Safe Browsing のコードは、オープンソースライセンスを結べば誰でも自由に利用できる。しかし、Google と Mozilla Foundation との関係は、単なるライセンサとライセンシよりも深い。なぜなら、Firefox の開発責任者 Ben Goodger 氏をはじめ、Mozilla の主要スタッフの多くが Google の従業員だからだ。

また Mozilla Foundation は、Google のアフィリエートプログラムを通じ、年間数百万ドルを Google から受け取っている関係もある。

Firefox 2.0 開発に話を戻すと、当初 Mozilla Foundation は、アルファ版を2つ出してベータ版に移行する予定だった。第1アルファ版『Bon Echo Alpha 1』を3月に、第2アルファ版『Bon Echo Alpha 2』を5月12日にリリースしている。

しかし、第2アルファ版に間に合わなかった機能がいくつか残ったため、第3アルファ版が必要になったが、今回それをクリアしたことになる。

Firefox 2.0 の第1ベータ版リリースは6月の予定だ。開発は「機能凍結」段階、つまり今年後半にリリース予定の正式版に向けて、搭載機能を確定する段階に入る。

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