携帯機器用燃料電池の商用化が2007年に本格化〜PolyFuel などが発表PolyFuel,Inc. は、2006年5月30日、英国ロンドンで開催された携帯機器向け燃料電池に関するセミナーにおいて、KDDI 理事の村上 仁己 氏が、超小型燃料電池の商用化が2007年に本格化し、2008年までに普及が進むと講演したと発表した。
PolyFuel は、村上氏のほか、すべての講演者が同様の見解を表明したとしている。 村上氏は、日本の消費者がテレビ、ゲーム、読書、仕事、通話、情報検索などさまざまなシーンで携帯電話を利用していると述べ、このような使用においては、多大な電力およびバッテリー容量が必要となると述べたという。 また村上氏は、KDDI が、東芝や日立製作所と協業し、携帯機器向け燃料電池を開発していると公表。また、KDDI は携帯電話の基地局向け予備発電装置用に環境に配慮した燃料電池を使用する計画であることも発表した。 小型燃料電池は燃料にメタノールを使用するが、現在、航空機に持ち込むことは規制されている。国際航空運送協会(IATA)で27年の経験を持ち、法規制の専門コンサルタントとして活動する Jean Abouchaar 氏は、この規制がまもなく変更されると明言したという。 「携帯機器向け燃料電池の商用化:業界の活性化に向けて」と題されたこのセミナーは、英国の投資家やアナリスト、報道関係者を対象に、2006年5月17日に開催された。村上氏のほか、Intel Capital、Vodafone、Collins Stewart、PolyFuel 各社の代表者が講演を行った。 PolyFuel は、携帯機器用途のダイレクトメタノール方式燃料電池や自動車向け水素方式燃料電池の性能を向上させる、電解質膜開発を手がける企業。 PolyFuel 製の膜を用いて製造した高分子電解質型燃料電池は、従来のフッ素系電解質膜を使用したものに比べて、小型軽量、長時間利用、高効率、低価格、優れた耐久性を実現するという。 関連記事 最新トップニュース
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