Microsoft Mobile&Embedded DevCon 2006、日本でも開催ラスベガスで開催された「Microsoft Mobile&Embedded DevCon(MEDC)2006」(5月8日-11日)において、「Windows CE 6」ベータ版の提供開始が発表されたが、2006年5月31日、日本においても「Microsoft Mobile&Embedded DevCon(MEDC)2006」が開催された。
MEDC は、Microsoft のモバイルや組み込み機器向け OS の技術情報を、開発者向けに提供することを目的としている。会場には展示ブースが設けられており、こちらでのスタンプラリーにより、Windows CE 6 のベータ DVD などの配布も行われた。 基調講演では、Microsoft のモバイル アンド エンベデッド事業部ジェネラルマネージャである Michele Freed 氏が、Microsoft のモバイル・組み込み市場への取り組み、製品概要からロードマップなどを紹介した。 Microsoft のモバイル・組み込み向け OS には、Windows Mobile、Windows CE、Windows XP Embedded、Windows Embedded for Point of Service(WEPOS)といったものが存在する。 日本国内向けの製品で Windows Mobile を採用しているものはウィルコムの W-ZERO3 のみ。しかし W-ZERO3 は好調で、販売台数は15万台にも達する勢い。また、さまざまなモバイルソリューションを実現している状況だ。 NTT ドコモも、台湾 HTC 社製の Windows Mobile 端末の投入を発表しており、Freed 氏は「日本でも Windows Mobile 製品はどんどん増える」とアピールした。 Windows Mobile に関しては、2006年にEメールプッシュ機能の追加、セキュリティ機能の強化、Exchange Server 2003 SP2 への対応などが予定されており、2007年にはビジネス生産性を向上、さらなる将来には低消費電力化といったロードマップが紹介された。 初リリースから10年目を迎える Windows CE の最新版「Windows CE 6」は OS カーネルが強化されており、同時実行可能プロセス数が32件から3万2,000件まで拡大、プロセス1件あたりの仮想メモリアドレス空間は 2GB。 この CE 6 のデモンストレーションとして、Windows CE 6 上で100以上のプロセスを起動するパフォーマンスが披露された。 Freed 氏によると Windows XP Embedded は、60%以上のシンクライアントに採用されているという。また、WEPOS に関しては、RFID タグやバーコードを読み込み、WEPOS 端末の2行ディスプレイに読み込んだ内容を表示させるなどのデモンストレーションが行われた。
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