Webテクノロジー2006年6月6日 14:00
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『Debian GNU/Linux』が『CGL 2.0.2』準拠認定を取得

この記事のURLhttp://japan.internet.com/webtech/20060606/11.html
著者:Sean Michael Kerner
海外internet.com発の記事
企業における『Linux』利用促進を目指す非営利団体 Open Source Development Labs (OSDL) は5日、『Debian GNU/Linux』ディストリビューションが、Hewlett-Packard (HP) の後押しを受けて『Carrier Grade Linux (CGL) 2.0.2』仕様準拠認定を得たと発表した。

CGL は OSDL が策定した通信事業者向け Linux の仕様だ。CGL 準拠認定を得ることは、通信業界の非常に厳しい要求基準を満たす OS という証になり、一般の企業が導入を検討する際の判断材料にもなる。

Debian はコミュニティによる取り組みで、それ自体は明確に企業向けを謳った版や正式サポートを提供していないが、派生したディストリビューションの中には『Ubuntu』のように、商用サポートを提供するものもある。

通信事業者が業務用に Linux を配備することは、OSDL の目標の1つだ。OSDL は加盟組織と共に、数年に渡って CGL 仕様の策定を進めてきた。

今回 CGL 2.0.2 の準拠認定を得たのは、Debian GNU/Linux 3.1 の x86 版だ。HP は Debian のサブプロジェクト『Debian-CGL』を立ち上げている。これは今後、通信事業者向けの専用ディストリビューションにつながる可能性がある。

CGL 2.x 系列の仕様が最初に出たのは2003年のことで、現在の最新 CGL 仕様は CGL 3.2 となっている。ただし CGL 3.2 は、今年出たばかりだ。

HP のオープンソースおよび Linux 組織担当ワールドワイド研究開発マネージャ Alan Meyer 氏によると、HP は OSDL の CGL 作業部会および CGL 3.x 仕様の要件検討プロセスに対し、積極的に関わっているという。

Meyer 氏は取材に対し、「3.x 仕様が確定した段階で、Debian の認定手続きを行うにあたって最適のタイミングを検討する」と述べた。

初耳の人も多いかもしれないが、Meyer 氏によると HP は3年以上に渡って通信分野で Debian を支援しているという。

同氏は次のように述べた。「Debian は CGL に準拠する機能性を数年前から備えていた。一方、当社の顧客は CGL 準拠プラットフォームとして Debian を正式登録することに、関心を高めつつある。こうした関心の高まりもあり、Debian が CGL に準拠する能力を持つと明白に示すには、適切なタイミングだった」

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